※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
2023年の本屋大賞が発表されましたね。
今年は凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」でした。
本屋大賞作品はやはり毎年傑作ぞろいで、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
実は、今年の大賞作品「汝、星のごとく」は『AmazonAudible』ですでに聴き放題対象本として配信されています。
さらに大賞作以外でも、聴く読書『Audible』ではすでに2023年の他のノミネート10作のうち、7作品が聴き放題対象になっています。
やはり電子書籍で本屋大賞ノミネート作品をお得に楽しむにはAudibleが1番です。
まだAudibleを試してみたことがない方はこの機会に、「聴く読書」にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
筆者は配送仕事をしながら運転中に月5冊平均でAudibleを利用するAudibleファンです
Audibleとは
このところよくTVCMを見かけるAudibleですが、まだまだ未体験の方も多いのではないでしょうか?
すなわち、
利用環境が合えば読書量が2倍3倍になります!
なお、退会はいつでもできるので、無料期間だけの利用なら「タダ聴き」もできてしまいます。
2023年本屋大賞ノミネート作品
2023年1月ノミネート作品が発表された時点でAudibleの聴き放題対象はまだ2作品だけでしたが、7月時点で7作品にまで増えました。
Audibleの料金プランは月額¥1,500の聴き放題以外のプランはありません。
ですので、聴き放題対象外の作品は単品購入しないと楽しめません。
単品購入だと一般の電子書籍に比べてかなり割高なのが不満です。
どうせなら聴き放題で聴けるとありがたいですよね
では現在聴き放題にて配信中の2023年度ノミネート作品を紹介します。
2023年ノミネート作品 | 著者 | Audible配信 | Kindle版 | |
本屋大賞 | 汝、星のごとく | 凪良ゆう | 聴き放題 | ¥1,672 |
第2位 | ラブカは静かに弓を持つ | 安檀美緒 | 未配信 | ¥1,760 |
第3位 | 光のとこにいてね | 一穂ミチ | 聴き放題 | ¥1,900 |
第4位 | 爆弾 | 呉勝浩 | 聴き放題 | ¥1,980 |
第5位 | 月の立つ林で | 青山美智子 | 聴き放題 | ¥1,584 |
第6位 | 君のクイズ | 小川哲 | 未配信 | ¥1,584 |
第7位 | 方舟 | 夕木春央 | 聴き放題 | ¥1,672 |
第8位 | 宙ごはん | 町田その子 | 未配信 | ¥1,584 |
第9位 | 川のほとりに立つ者は | 寺地はるな | 聴き放題 | ¥1,634 |
第10位 | #真相をお話しします | 結城真一郎 | 聴き放題 | ¥1,584 |
2022年の本屋大賞
ちなみに2022年はノミネート発表後、半年程度で10作中7作までが聴き放題で配信されたので、今年もまだまだ対象作品の配信も増えるかもしれませんね。
2022年本屋大賞作品はこちらの記事で⬇️
本屋大賞「汝、星のごとく」
その愛は、あまりにも切ない。 正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。 本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。 ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。 ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。 生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。 ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
出典:Audible
主人公2人のすれ違いにもどかしく切ない気持ちが尽きません。うまくいかない恋愛・人生。なにかしら読むものに心当たりを感じさせる小説ではないでしょうか。男女交互に紡がれる物語。それぞれのナレーターさんもとても雰囲気もあって聴きやすく、のめり込みやすい作品です。
Audibleで「汝、星のごとく」を聴いてみる自分勝手、人でなしと周りに言われながらも自分の信じた道を真っ直ぐ貫くのはカッコいい。自分にはこんなことできるかしら、、と自問自答しながら聴いていました。あきみを自分に照らし合わせて胸が苦しくなる場面もたくさんあり、なんだか考えさられる本でした。
引用元:AudibleレビューAmazonユーザー「最近読んだ本の中でいちばん心揺さぶられた」
第3位 「光のとこにいてね」
たった1人の、運命に出会った
古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。ひとつの愛に惑う二人の、四半世紀の物語
出典:Audible
私は男性ですが、女性と女性の絆の話に、妙に腹落ちのする感覚がして聴き入ってしまいました。ただ、ゆずとカノンの女性二人の入れ替わりが頻繁で、気づくと話者が代わっていたことがたびたびあります。ちょっと頭が忙しかった。オーディオブックあるあるですね。
私としてはこちらの作品を大賞にしたいです。
Audibleで「光のとこにいてね」を聴いてみるタイトルを見たときに絶対読まなきゃと思って読みました。
引用元:Amazonカスタマーレビュー
近場の風景が広がって驚きました。
光のとこにいてね、という言葉がすごく心に残ります。
読んでよかったです。
第4位「爆弾」
東京、炎上。正義は、守れるのか。
些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。
出典:Audible
爆弾魔のナレーションは圧巻でした。その戦慄と狂気の表現力は流石の声優さんです。
ただもしかするとそのことが返って、“聴き読書欲”を削ぐこともあるかもとも思います。簡単に言えばオーバーすぎるのと、アニメちっくに聞こえてしまう部分。それさえ受け入れられればとても楽しめます。
Audibleで「爆弾」を聴いてみるまだ耳から聞く読書になれないので、少し戸惑った
引用元:Audibleレビュー座敷婆「はじめてのAudible」
元々文字を映像化して読むタイプなので、声のイメージが想像と合わなかったりしたが、後半は慣れてきた〜後半略
第5位「月の立つ林で」
長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える自動二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事と家族のバランスに悩むアクセサリー作家。 つまづいてばかりの日常の中、タケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』の月に関する語りに心を寄せながら、彼らは新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく。
出典:Audible
Audibleで「月の立つ林で」を聴いてみる赤と青のエスキース も聴いてよかったと思いましたが、本作も同じように聴いた後 涙が滲みました。
ナレーションも素敵です。お薦めします。
引用元:Audibleレビュー「心が温かくなるお話です」
第7位「方舟」
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か? 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。 翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。 そんな矢先に殺人が起こった。 だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。 タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
出典:Audible
Audibleで「方舟」を聴いてみる題名だけでは、いまいちよくわかりませんでしたが、読み聞き進めていくと、誰が殺人の犯人か考えながら、夢中で聞けました。最後は、想像もつかない展開で、驚かされました。ナレーションもわかりやすく、聞きやすかったです。
引用元:AudibleレビューAmazonカスタマー「続きが気になり夢中になる本」
第9位「川のほとりに立つ者は」
カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。
出典:Audible
Audibleで「川のほとりに立つ者は」を聴いてみる読み終わったとき、ここで終わるのか、もっと続きを読みたかったな、と思いました。
引用元:Amazonプレビューぷりりん「心に残る言葉がたくさんありました」
友人の篠ちゃんの言葉が、たびたび深く心に刻まれました。その言葉たちを全部書き出しておきたいくらいです。
松木さんが言っていた「努力」ということに対する考えも、とても印象に残りました。
ほんとうにいろいろな人がいるのだ、ということを、日々わかっていなくてはならないな、と思います。
第10位「#真相をお話しします」
家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。しかしそこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。でも、ある事件を境に島のひとびとがやけによそよそしくなっていって……(「#拡散希望」)など、
昨年「#拡散希望」が第74回日本推理作家協会賞を受賞。そして今年、第22回本格ミステリ大賞にノミネートされるなど、いま話題沸騰中の著者による、現代日本の〈いま〉とミステリの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録。
出典:Audible
Audibleで「#真相をお話しします」を聴いてみる自分勝手、人でなしと周りに言われながらも自分の信じた道を真っ直ぐ貫くのはカッコいい。自分にはこんなことできるかしら、、と自問自答しながら聴いていました。あきみを自分に照らし合わせて胸が苦しくなる場面もたくさんあり、なんだか考えさられる本でした。
引用元:Audibleレビュー鹿子「耳馴染みのいいミステリー」
ノミネート作家さんの別作品
「川のほとりに立つ者は」がノミネートされた寺地はるなさんの作品は2022年に3作品が聴き放題配信されています。寺地はるなさんの優しい世界観に触れたい方は先にこちらの作品でもいいですね。
2021年、2022年と続けて本屋大賞2位だった青山美智子さんの作品では、2022年の第2位作「赤と青とエスキース」が聴き放題配信です。Audibleは単独のナレーションが多いのですが、この作品は4話を2話ずつ男女が担当しています。
「光のとこにいてね」が7月から配信の一穂ミチさんは2022年本屋大賞第3位の「スモールワールズ」が聴き放題配信。決して一般的とは言えない人と人の関わり方は今年の作品も?
翻訳小説部門第1位も配信されています
われら闇より天を見る
翻訳小説部門の1位作品もすでにAudibleの読放題対象となっています。
英国推理作家協会賞最優秀長篇賞受賞作。
2022年の海外ミステリーの賞を数々手にした作品。でも残念なことにナレーションがアニメっぽいと言うか幼稚に感じられて聴きづらかった。13歳の男子が幼稚園児の様な話し方、大人の弁護士の女性も大人っぽさや知性が感じられず女子高校生の声のようだ。試しに英語版を聞いてみたらずっと自然に少年は少年らしく、女性弁護士は知的職業を持つ大人らしく演じられていた。改善を求めたい。
引用元:AudibleレビューK.K
Audibleの評判と使い勝手
Audibleは手や体を動かしながらでも「読書」ができてしまうのが最大の長所。
うまく長所がハマる方にはコスパも良く大変満足できるサービスです。
ただ、プロのナレーターや声優とはいえ、どうしても合わないこともあります。
- 声自体が好きになれない
- 表現がオーバーすぎて興醒め
- 声質がききとりづらい
中には著者本人の朗読の場合でとても聞けないものもあります。(えー、あー、が頻繁に入る)
合わない本は無理して聴き続けないこと
Audibleを快適に楽しむコツです。
また、Audibleは再生速度の調節ができます。
0.5〜3.5倍速まで変えられます。
標準速度はかなりゆっくり話されているものが多いので、自分の好みの速度に変えた方が快適ですよ。
でも2倍くらいがせいぜい。それ以上は「宇宙人」かな。
4月の大賞発表が楽しみですね。それまでに何冊か聴けるとよいですね。
楽しい読書ライフを送りましょう。
コメント