50を過ぎて余裕もできたので楽器を始めてみた。ゆくゆくはバンドもやってみたい。
また、若い頃に少しバンドをしてたけどだいぶブランクがある。50代になって余裕ができたので再開しようかな?
そのような50代の話を耳にすることは少なくありません。
でもメンバー探しはどうしよう?
ネットのメンバー募集ってどうなの?
50代でメンバー探しなんて出来るかな?
若い頃は音楽雑誌がメンバー募集の最大手段だった50代の世代。
でもいまはネットという便利なものがあります。
始まりが手探りなのは雑誌だろうがネットだろうが同じこと。
思い切って自分で動くしか状況は変えられません。
あなたが探しているメンバーはどこかにいます。
夢は待つだけでは叶いません。積極的に動いていきましょう!
バンドメンバーの探し方とコツをお伝えします。
社会人のバンドメンバー探し方5選
50代の社会人初心者がバンドメンバーを探すにはこちらの方法を試してください。
それぞれ見てみます
社会人バンドサークルに加入する
社会人バンドサークルとは文字通り社会人向けのバンドサークルです。
個人や団体が主催し、セッションイベントなどを開催しています。検索でたくさん出てきます。参加費はセッション当日のみだけ払う場合がほとんど。
初心者OKをうたっているサークルも多く、参加の壁は高くはありません。都市部にはさまざまな団体があり、イベント見学もできるのでまずはのぞいてみましょう。
- メリット・・・大きな団体はメンバーも多く、演奏レベルもさまざまなので自分のレベルでバンド演奏を楽しむことができる。固定メンバーを探さずともバンド演奏ができる。色々な人の演奏に触れられるので刺激になる。経験者から教えてもらえることもある。
- デメリット・・・年齢層が合わない、または参加メンバーが固定されていると参加しづらい場合も。
サークルが自分に合うかどうかはとりあえず参加してみないことには判断できません。ネットで事前にわかる情報をもとにイベントなどに体験参加してみましょう。ただ30代前後を中心に活動している団体が多く、50代には気が引けてしまうかも。
それでも若い世代でも70年代や80年代の音楽に興味のある人は少なくありません。リアルタイム世代の話を聞きたい若い世代と意気投合などもあるので、勇気をふりしぼる場面かもしれません。
音楽教室に入会
音楽教室は初心者のメンバー探しには1番向いています。
- 演奏レベルに大きな差がない
- 楽器を演奏することに前向きなひとが多い
- 教室主催の演奏会がある
- 必ず教わることができる
教室ではライブイベントを開催しています。セッション形式でのバンド演奏が楽しめます。
また、そこで意気投合できるメンバーとの出会いがあるかもしれません。
初期段階としてのバンド演奏を楽しむには、教室主導なので手間もかかりません。
楽器を習いつつメンバー探しを後押ししてくれる団体もあります。↓
楽器は壁に当たった時に挫折せずに続けられるかが上達のカギです。
教わることと、仲間を作ることは上達への最短コースです!
メンバー募集サイトで応募or募集
ネットにはメンバー募集サイトも数多くあります。メンボと略されることが多いですね。
メンバー募集に応募してみる
メンバー募集サイトには「初心者可」で募集していることも多いです。
「バンドメンバー募集」「50代」「地域」など組み合わせて検索すれば地元の掲示板なども出てくるかもしれません。
ピンとくる条件には積極的に連絡してみましょう。
サイト上でのやり取りが可能で、実際の連絡先はのちのちの交換システムになっている場合が多いです。
それでも
with9やOURSOUNDSなどのバンドメンバー募集サイトは実際役に立つんでしょうか。 私も登録してみてはいるんですが、バンドや音楽に関係のない出会い目的の人からメッセージがきたり、アダルト系 の勧誘や宣伝のメッセージがきたりしてもしかしてこういったサイトはそういう人が多いのではないかと思い少し怖いです。〜後略
引用元:yahoo知恵袋、https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1281387942
このような心配もありますが、おそらく40代、50代の大人に限れば出会い目的などはほとんどないのではと思います。
実際に私が今やっているバンドメンバーはoursounds経由でみつかりました
出会い目的などはないかもしれませんが、返信がなかったり、すっぽかしなどは覚悟をしておいたほうがよいです。万が一にでもそういう方とやりとりがあったとしてもネットとはこういうものと割り切りましょう。
利用者なら多かれ少なかれそのような経験はしているかと思いますが、大多数はちゃんとした方なので大いに利用してください。
メンボでの応募時の注意点
初心者の定義って?
募集をしている場合の「初心者」にもレベルがあります
『初心者可』は多くの募集にみられますが、募集している側としては初心者とはいえ期待しているレベルがあります。
- 楽器を始めたばかりの楽器初心者
- 楽譜があればとりあえず演奏ができる初心者
- 楽器の練習はしているが他人と合わせることが未経験のバンド初心者
- バンドはやったことがあるが人前での演奏経験がないライブ初心者
このように単に「初心者可」と書いていても、募集側の考えには幅があります。
募集主の考える「初心者」レベルとあなたとの間に違いがあると初めの段階でうまくいきません。初連絡をとった段階で確認が必要です。
また自分のレベルは率直に伝えましょう。たとえ楽器を始めたばかりでも、そのような人を求めている場合もあります。
自ら募集してもよし
また、あなた自身でメンバーを募集してもよいです。
初心者なのに?
全く問題なし!
メンバー探しに大切なのは積極的に動いていくこと。
あなたのやりたい方向性がはっきりしているのなら、自分で集めてしまったほうがスムーズに決まります。
SNSを活用
SNSに登録されている方も多いでしょう。
趣味関連でのSNSの効力は大きいですよね。
プロフィール欄に好きなバンドや担当楽器、バンドを探していることなどを記入しておくとよいです。
積極的にDMもしてみましょう。臆する必要はありません。対応がよくなければ「所詮知らない人」といった割り切った気持ちで。
メンバー募集の投稿もあるのでサイト内検索もしてみましょう。
メンバーとしてだけでなく音楽仲間としての出会いもありますよ。
ライブバーなどの初心者向けセッションに参加
社会人向けサークルなどのセッションイベントも良いですが、ライブバーやライブハウスが初心者向けのセッションイベントをしていることもあります。
「ジャムセッション」とされている場合はまず経験者向けなので確認が必要です。
バンド縛りなどのコピーセッションならば、バンド話にも花が咲くのでたとえ見学でも楽しめます。
昔好きだったバンドのメンバーが出演するイベントなどもありますよ。
実際に私も高校時代によく観に行っていたバンドのオリジナルメンバーとセッションの機会がありました!
「オープンマイク」は主に弾き語りの方向けです。ライブバーなどで出演費を払って2、3曲歌えるイベントです。
歌わなくとも参加できるので(もちろんチャージや飲食オーダーが必要です)ボーカル探しにもなるかも。
良いメンバーを見つけやすくするコツ
応募するにしても募集をするにしてもよいメンバーを見つけるにはコツがあります。
それは、あなたの「活動スタンスを明確にしておく」ことです
- 練習できる曜日や時間
- 主な活動地域
- バンド活動へのスタンス
- あなたの演奏レベル
- やりたいジャンル・バンド
- 家庭環境
- お金のこと
社会人同士、同年代だからといって同じ考え方だとは限りません。
独身と家族持ちではおのずと活動条件は変わります。
子供の年齢も影響するかもしれません。
メンバーが見つかってから合わせていこうと思うよりも、メンバー探しの段階でできるだけ条件の合うメンバーを探すことが長く続けられるコツです。
簡単には見つからないと思っていよう
サークルや音楽教室など不特定なメンバーとの演奏ではなく、固定のメンバーと「バンド活動」がしたいと考えるなら、長い目でメンバー探しをしてください。
じっくりと同じスタンスで活動できるメンバーはなかなか探すのは難しいです。
ちょっと私自身のことを書かせてください
- 20代半ばまでバンドしてました。(最後はオリジナルバンド)
- 40手前までバンド活動は休止。というかする余裕なし。
- 40目前でバンド熱再燃(下の子が保育園に通い出した頃)
- 好きなバンドのファンサイト掲示板で募集を見つけバンド活動再開(コピーバンド)
- 二つのコピーバンドを掛け持ちしながらオリジナルの活動ができるメンバー探し
- 50直前に良いメンバーと出会いオリジナルバンド結成
- 現在50後半ですが月一程度のライブ活動を展開中
目標はオリジナルバンドだったのですが、スタンス的にも演奏レベル的にも合うメンバーとなかなか巡り会えませんでした。
演奏レベルが高いわけではありません。自分と同じ、趣味クラスだけれどライブハウスに定期的に出られるレベル、スタンスを持ったメンバーを探すのは簡単ではありませんでした。若い世代のようにプロを目指そうとかではないですし。
メンバー募集サイトで気になるバンドとは3つほど顔合わせをしました。結局どこもしっくりせず。
積極的にオリジナルバンドのメンバーを探し始めてから今のメンバーと出会うまでは、一年以上かかりました。
今のバンドも6年以上続いていますがベーシストは三人目でようやく軌道に乗りました。
コピーであれ、オリジナルであれ、固定メンバーで活動するのに1番大切なのは「そのバンド活動に対する熱量」です。
ここが合わないと続きません。
逆を言えば、同じ熱量をもった仲間と出会えた時には素晴らしい時間をすごせます
大切なのはやはり自分がどんな活動がしたいか、だよね
社会人でバンド活動をする楽しさ
あなたがどのような活動を夢見ているのかで、メンバーの探し方や探す場所は変わります。
ただ、社会人として、また中高年になってもバンド活動をするのはとても楽しいです。
これは、ハッキリとお約束します!
バンド活動をしなければ出会えなかった仲間。
それはメンバーだけに限らず、たとえばライブなどで一緒になった他のバンドメンバーやそのお客さんも含みます。
好きな時間を共有するとたちまち仲良くなります。
バンド練習やライブ後の打ち上げでの音楽談義。
全く違う仕事をするひとと出会える場もそんなにあるものではないでしょう。
距離感をうまく取れる大人だからこそのストレスのない付き合い。
あなたが思い描く音楽活動ができればいうことはなしなのですが、もし思うようにならなくてもそれはそれでいいと思います。
そこを目指すプロセスもまた楽しいものに違いないからです。
年齢は関係ないです。
いま私の周りにはバンド活動を楽しんでいる同世代が大勢います。
あなたがあなたなりのバンド活動ができるようになることを願っています
素晴らしい音楽ライフを送りましょう!
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