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江口寿史漫画といえば、現在50代60代がティーンの頃に親しんだ方も多いのではないでしょうか?
今や美少女イラストレーターの代名詞となりましたが、真骨頂は「ギャグ漫画」だと思っている世代でもありますよね。
そんな江口作品が実はAmazon Kindle Unlimitedでコンテンツ化されているのをご存知でしょうか?
あれ?あの作品は完結していたの?
ああ、あの漫画もう一度読みたかったんだよな。
そんな出会いに繋がれば幸いです。
Kindle Unlimitedとは?
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書籍以外にも雑誌類の品揃えも多く、近頃のコンビニで立ち読みするよりよほど多くの雑誌を読むことができます。
ただ、漫画を目的とすると専門サイトに比べて、全く満足はできません。
その分たまたま自分の好きな漫画があるとお得感は大きいです!
それでは江口寿史作品をご紹介します!
ストップ!!ひばりくん!コンプリートエディション第1巻〜第3巻
ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション 第1巻
連載:1981年〜1983年「週刊少年ジャンプ」
坂本耕作は母の遺言に従い、母の古い友人である大空いばり家に天涯孤独となった身を寄せることになった。大空家には美人姉妹がおり、そのうちの1人「ひばり」に一目惚れをするのだが、大空家にも、ひばりにも大きな問題があった。
大空家は弱小ではあるが暴力団であり、美少女ひばりは実は男の子なのだった。
文武両道の“学園のアイドル”ひばりと耕作がおりなすラブコメの空気をまとった江口寿史節ギャグ漫画。
マイケルジャクソンと同じ「KING OF POP」の称号さえ与えられる江口寿史氏ですが、50歳代には「ギャグ漫画家」としてのイメージが大きいですよね。
連載当時は「休載」「落稿」の漫画家として名を馳せていましたが、そのきっかけだったのが「ストップひばりくん」だったかと思われます。
美少女イラストレーターの地位も「大空ひばり」のキャラクターにより完成されたのではないでしょうか。
その未完の作品と思われた「ストップ!ひばりくん」が2010年に完結していたのは、当時この漫画を楽しんでいたけれど知らない人も多いのでは。
その最終話が収録された『コンプリートエディション』がAmazon Kindle Unlimitedで読み放題コンテンツとして楽しむことができます。
すすめ!!パイレーツ 完全版 第1巻〜第8巻
すすめ!!パイレーツ 完全版 第1巻
連載:1977年〜1980年「週刊少年ジャンプ」
弱小プロ野球チーム「千葉パイレーツ」をめぐる野球ギャグ漫画。弱小球団を上位にするべく高校を中退して入団する富士一平。犬井犬太郎、猿山さるぞう、千葉修作、粳寅満太郎(うるとらまんたろう)、ジェロニモなどクセの強いキャラクターのそろった球団で当時のセリーグの1チームとしてリーグを盛り上げる?
江口寿史氏の初連載作品。
当時は週刊少年チャンピオンに連載されていた「マカロニほうれん荘」とならんでギャグ漫画人気を二分していたのではないでしょうか?
そこそこストーリー性もあり、ただの破天荒ギャグではない「お笑い」センスを感じられた作品です。
時に江口氏の趣味が感じられるさし絵や登場人物は、ギャグ漫画らしからぬタッチで、その後のイラストレーターとしての活躍を予感させられるものでした。
エイジ
「エイジ」コンプリート・エディション
連載:1984年〜1985年「フレッシュジャンプ」
「エイジ」‘85:1990年「ベアーズクラブ」読み切り
「エイジ」2:1991年2月号〜4月号「ベアーズクラブ」
短期で喧嘩っ早い赤木英児は、ボクサーの父を持ち、ボクシングジムを営む家に育つが、ボクシングには興味を持たず、バンド活動をする高校2年生。
ある時同じ高校の3年生で、高校ボクシングチャンピオンの草薙が赤木ジムに現れる。そこで失礼な言動を口にする草薙につっかかる英児。
その英児の姿を目にしたかつての英児の父のトレーナー乃木は、彼のボクサーとしての才能に心を奪われて……..
ギャグ漫画の江口寿史が送る初のスポ根ストーリー。
江口寿史らしさ全開のクスッとさせられるコマをはさみつつ、スポーツ漫画の王道ともいえるストーリー展開。
プロローグが終わってさあこれから、という時にまたもや白いワニが現れ途中中断。これもまた江口氏らしいといえばらしいのですが……..
英児も作者も未完の大器なのでしょうか。続きが読みたい。
寿五郎ショウ
寿五郎ショウ
連載:1983年「フレッシュジャンプ」にて連載された『江口寿史の日の丸劇場』を改題
『日の丸劇場』11話中9話を収録し1986年に発売された。
オムニバス形式で各話に関連は無い。
映画、漫画、TV番組をパロディとして取り入れたギャグ漫画集。
寿五郎は自分をモデルにしたキャラクター。
江口寿史のなんとかなるでショ!
江口寿史のなんとかなるでショ!
1989年発売 「月間ASUKA」連載の短編を中心に収録。
漫画・TV・芸能人などパロディー満載のギャグ漫画短編集。
前作「寿五郎ショウ」と次作「爆発ディナーショー」と合わせて「ショー3部作」とされている。
当時はそのような言葉はなかったと記憶していますが「サブカル」が色濃く香る短編集です。
江口寿史の爆発ディナーショー
江口寿史の爆発ディナーショー
連載:1988年〜1989年「weekly漫画アクション」
前2作の「ショー3部作」集大成。
パロディーを中心に書き下ろしを加えて収録されているのは前作同様。
1話が全て短く、まさに短編集。
相変わらず下品さもシュールさもナンセンスさも満載の短編集ですが、画が前2作と比べて圧倒的に洗練されています。その分ギャグとのアンバランスに吹き出さずにはいられません。
電車内では読まない方がいいですよ。
江口寿史のお蔵出し
江口寿史のお蔵出し[新版] (CUE COMICS)
1994年発売
「日の丸劇場」11話のうち、「寿五郎ショウ」に未収録だった2話が収録されている。
なつかしのパイレーツのキャラが登場。
江口寿史氏本人が単行本化を拒んでいたという短編を集めた本。実にくだらない江口節がいっぱいです。楽しめるか楽しめないかはあなた次第。
しかし、江口氏は本当に絵が上手いですよね。
江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー
江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー (CUE COMICS)
2010年発売 1994年発売の「お蔵出し」の続刊ですが内容に繋がりはありません。
大御所からライバル漫画家までさまざまな漫画のトリビュート。おちょくっているのか、崇めているのかその線引きはよくわからない。
江口氏の本拠地である吉祥寺レポ?も数話。
巻末に江口氏自身による各話のセルフライナーノーツあり。
下品さは94年発売の「お蔵出し」より少ない?ですかね。
各パロディの元ネタを知っていればその絵真似も含めて大いに楽しめます。
キャラ者
キャラ者 : 1 (アクションコミックス)
連載:1998年〜2000年「weekly漫画アクション」「weeklyぴあ」
世間の「キャラクター」「キャラクターグッズ」をパロディ化したギャグ漫画。
画風が他の短編集とは一線を画しており、知らずに読むと江口作品とは気がつかないかもしれませんが、内容はまさしく江口作品。
でも、江口氏はこういう画じゃないんだよなぁ。やっぱり。
いまは「KING OF POP」と称され「美少女のイラストといえば江口寿史」の立ち位置は確立されていますが、ある年齢層にはやはり「ギャグ漫画家」としてのイメージは強いですよね。
漫画は期待せずにKindle Unlimitedと契約したのですが、江口氏の漫画がいくつも読めたことでお宝発掘感をすごく感じました。
この記事をきっかけに、なつかしの江口作品と再会できればわたしもウレシイしいです。
10代のころ、江口作品の女のコにとてつもないエロを感じたのは、私だけではないですよね?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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