ドラム初心者のパッド練習で上達に1番効果的なのはコレ!

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ドラム初心者が家でする練習は何をすればいいの?

教則本や練習動画を見るけど、すぐ難しくなってしまう。

単調な練習ばかりでは飽きてしまって。

など、始めた頃って自分ではどんな練習がいいのかってわからないですよね?

しかもドラムセットではなく練習パッドだとできることも限られてしまう。

そんな方にうってつけの「これをやっていればぐんぐん上達する基礎練習」をお伝えします。

これは私がドラムを始めた時にスクールで早い段階に教わったことでもあります。

しかも40年たった今も基礎練習として家でやっています。基本ですが奥深い練習ですよ。

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上達に1番効く練習は『アクセントの移動』

ドラムを上達させるために最も効く練習はアクセント移動の練習です。

まずは「Rei 令 ドラム教室スクルド」さん配信の動画を参考にさせていただきます。

アクセントの移動の中でも基本の4パターンです。アクセントの位置はもっとパターンがあるのですが、まずはこの基本4パターンです。

これができるようになるとフィルインももちろんですが8ビートもとても格好良く叩けるようになります。

【0:30 】 ここ両手でハイハットを叩いていますが、右手だけでもとてもかっこよくなりますし、なんといってもこれができると速い8ビートが叩けるようになります。

【0:35】 このフィルインはすごくかっこいいですよね。こんなのまだまだ全然できないよぉと思うかもしれませんがこれはアクセントさえ身につけばそれほど難しいフィルではないんですよ。

【4:56】 動画ではテンポがかなり速いですね。まずはゆっくり(BPM60くらい)で始めると良いと思います。また、ここでは1小節ずつアクセントの位置をずらしていますが、それは高度なのでひたすら1パターンずつやってみたり、4小節ずつでやってみたりが良いです。

(動画では16分音符で表されています。この図は8分音符ですが、同じことだと思ってください)

また、動画中ではメトロノームは使わなくとも良いとも言われていますが、メトロノームを使ってだんだん速くしながら練習してみるのもいい方法です!

【5:26】 こちらの動画でも、1番役に立ったのがこのアクセント移動の基礎練習と言われていますね。また、上級者になってもずっと大切な練習のひとつです。

シーチャン
シーチャン

でもちょっと初心者には難しくない?

オクチャン
オクチャン

そうだけどこれドラムの「基本のストローク」がいっぺんに練習できる方法でもあるんだよね

動画の中にも「ダウンストローク」「アップストローク」という言葉が出てますが、アクセントの移動にはドラムの基本のストロークを身につける必要があります。

もちろん基本のストロークだけを練習するのもいいのですが、アクセントの移動練習で基本のストロークが身に付きます。単調な練習を避けるにもうってつけの方法です。

4つの基本ストロークを覚えよう

ドラムには4つの基本ストローク=叩き方があります。

基本のストローク
  • フルストローク
  • ダウンストローク
  • アップストローク
  • タップストローク

家でドラムパッドを叩くのでも、この基本ストロークを意識するのとしないとでは雲泥の差があります。

こちらでは「ikewakidrum」チャンネルさんの動画を参考にさせていただきます。

イケワキヨシカズさんの動画は初心者にもとても分かりやすく、ためになります。添付動画はもう10年以上前の動画で画像も暗いのですが基本の4ストロークをとても分かりやすく撮ってらっしゃいますね。

なんといっても体の使い方を強調されているのでわかりやすいです。どのようにからだを動かすのが良い叩き方なのかがよく分かります。

初めの頃に体の使い方の基礎を覚えることはとってもとっても重要です!

基礎練習オススメ動画

アクセント移動ではない基礎練習にとても参考になる動画はこちらです。

やはりイケワキヨシカズさん。この動画中でイケワキさんが話されていることは、とても大切なことばかりです。46分ありますが一緒に練習ができるように撮られていますので、是非練習の準備を整えて一緒に体を動かしながら見られることをオススメします!

【8:00】あたりの小さい音の練習はタップストロークですね。

【16:00】あたりにアップストロークとダウンストロークをしていますね。左右の手を前に突き出すようにアップストロークを叩かれています。動きとしては少しオーバーなのですけど体の動きを覚えるにはとても分かりやすいですね。

後半30分すぎあたりになるとちょっと上級者向けにもなってきますが、初めから終わりまでためになりますし、決して初心者にこなせないものではないと思います。

【36:00】すぎくらいのテンポ260はこれめちゃ速いです。演奏にするとハードコアパンクとかのレベルです。しかしこのテンポで両手で叩くために1番重要なのは「脱力」です。

「脱力」ってドラムを叩くのにはとても大切で、このテンポは脱力しないとたたけません。そんな脱力の練習にもなりますね。

オクチャン
オクチャン

私はイケワキさんの配信がとても好きですし、とても参考になります。
初心者にももちろんですが、中級上級者になっても大変参考になるし分かりやすい配信をされていますよ。

家で練習するための基本セット

家で練習するには

  • 雑誌や電話帳(もうないか)を叩いて練習する
  • 椅子に座って素手で自分の膝を打つ
  • 机を叩く

などでも練習になりますが、やはりスティックを使ってドラムパッドでの練習が上達への近道です。

スティック

初心者におすすめは

  • 材質:ヒッコリー
  • 長さ:400mm前後
  • 太さ:14mm〜14.5mm
  • チップ:丸型・ボール型

統一規格はありませんが標準タイプは「5A」と表記されていることがあります。

ドラムパッド

ドラムパッドもいろいろありますが選ぶ基準としては

  • 大きさ・・・8インチ、10インチ、12インチなどさまざまですが、初心者はスネアドラムの14インチに近い12インチの大きいタイプで感覚を掴むのが良いです。
  • 打面・・・ラバー製、ウレタン製、メッシュ製などがあります。初心者は音の違いも聞きやすく、かつリバウンド感もあるラバー製がオススメ。
  • スタンド付き・・・ドラムパッド単体だけのものもあるのでスタンドがついているかも確認。値段も安く、スティックまでセットになっているものもあります。

価格的には中間クラスですが、打感重視で選ぶならこのタイプ。

8インチサイズは打面が小さいのでストロークにブレがあるとスティックどうしがぶつかったり、空振りしてしまったりします。初心者のうちは大きい方が良いです。

一方で、小さいパッドで正確性を極めるのも大切な練習です。慣れてきたら小さいパッドに変えるのもいいですね。

バスドラム用パッド

バスドラムの練習は床を踏んでリズムをとる練習でもいいのですが、やはりペダルを直に踏んで練習したいですね。そこで、あるといいのがキックペダル用のパッドです。

本当のドラムで使うペダルを使用できますが、ペダルも初めは選ぶ基準がわからないと思うので、こちらも家練習用と割り切ってセット販売の簡単なペダルでまずは感覚を掴みましょう。

スタジオに入るとオプションでいろいろなペダルが借りられるところがあります。メーカーによって感覚は違うのでいろいろ試してみて、ゆくゆくはマイペダルを買うと良いです。

メトロノーム

電子メトロノームです。

個人練習にはスマホアプリでも十分ですが、スマホで動画を見ながら練習したりする時にはメトロノームが別だと便利ですよね。

高機能のものもありますが、家練習にはこれで十分です。スタジオでの個人練でもイヤホンやPA接続で使えます。

まとめ

音楽は楽しい。

バンドは楽しい。

上達を伴えばもっと楽しい。

楽器は地道な練習があってこそ上達します。

地道な練習は時につまらないのですが、今回ご紹介した「アクセント移動」は楽しい練習です。と私は思っているのですが、どう感じますかね?

ドラマーとしては初歩のテクニックであるからこそ大切です。

そう思っているドラマーはたくさんいます。

地道に練習、どんどん上達で楽しいドラムライフを送りましょう!

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