子供たちが独立し、夫婦2人の生活に戻る50代の時期
何十年ぶりかで2人に戻ったけれど
あれ?なんとなく気まずいぞ?
なんだか居心地が悪いなぁ…..
と感じる夫婦は少なくないそうです。
家庭や子育てにはどちらかといえば比重が少なかった男性にとっては、
休日出勤なども減ったり、仕事も落ち着いて家庭の時間が増えたりする時でもあります。
そんな時に夫婦2人ですごしていてもどうもしっくりこない……
なんだか盛り上がりに欠けるんだけど………
そのようなことを感じているのなら、惰性はやめてここでひとつ考えてみましょう!
夫婦として新しいステージに入ったのですから、楽しく快適にすごしていきたいですよね!
大切にしたい三つのことをお伝えします!
50代の夫婦を楽しく快適に過ごすためには
50代夫婦を楽しく快適に過ごすための三つのこと
50代を夫婦揃って楽しいものにしたいと考えているのなら
この3つが大切です。
まあ、ありふれてるっちゃぁありふれているんですが……….
もちろんそれまでの夫婦生活でこれが確立できているカップルなのであれば
改まって考える必要はないのでしょうが、子供が産まれて社会人になるまでは10数年、2、3人子供がいれば30年近く子供中心の生活を続けているわけです。
我が家も昨年2人目の子供が就職2年目で一人暮らしを始めまして、前々年に地方勤務となった長男の独り立ちと合わせてアッという間に強制的子離れ夫婦生活へと足を踏み入れることになりました。
子供が進学をし、成人し、社会人になるというステップは当然わかっていたことではありますが、いざその時を迎えると、こんなにあっさりしているものかと、寂しさを覚える間も無く現実がやってきます。
100%子供中心の生活ではなかったのですが、家に子供が居なくなるとこんなにも夫婦2人の時間を過ごすのだなぁと、ひしひしと実感する毎日です。ましてや、父親より母親の方がどうしても子供に寄り添う生活をしがちではないでしょうか?
短期間で子供たちが2人とも巣立ってしまい、
特別趣味のない妻のことはちょっと心配だったのですが、
実際は私自身も少し張り合いを失っていました^^;
そこで…..
ここは、積極的に夫婦2人の楽しみを探さなければ!と考えました
これからの先の人生味気ないものにはしたくないですよね!
共通の趣味を持つ
生活を楽しむにはやはり趣味を持つことが一番!ではないでしょうか?まずはあなたが趣味を持っているのならば、誘ってみてはいかがでしょう?
共通の趣味を持ってみよう!
興味なさそうだし……
一緒にやってもなぁ…….
いえいえ、今までは離れてみていたけれど、実は興味があったのかもしれません。
また、年月を経て気になって来たかもしれません。
あなたに誘ってほしいと思っているのかも。
この機会に一度声をかけてみてもいいかもしれません。たとえ乗って来なくとも、声をかける行為そのものが、「気にかけてくれている」「共有したいと思ってくれている」と相手が思ってくれることで気分が上向きになり夫婦関係に涼風をもたらすかも。
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第一生命『夫婦関係に関するアンケート調査』によると
Q:夫婦共通の趣味はあるか?(50代夫婦)
A:あるしよく一緒にやっている➕あるがあまりいっしょにやっていない=60.9%
という結果が出ています。結構多いですよね。
そして、共通の趣味がないとした39.1%の方へのアンケート
Q:今後共通の趣味を作ろうと思うか?(50代夫婦)
A:つくろうと思う➕どちらかといえば作ろうと思う=36.3%
参考:第一生命経済研究所https://www.dlri.co.jp/
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共通の趣味がない夫婦も1/3が前向きな姿勢です。
「ある」という夫婦とあわせると7割以上の方が共通の趣味に対して積極的なのですね!
共通の趣味を持つことのメリット
夫婦どちらかの趣味に寄り添う機会がなければ改めて共通の趣味にできることを探しましょう!
・旅行・ドライブ・温泉・スーパー銭湯・食べ歩き・スポーツ・スポーツ鑑賞・映画・TV・音楽・ライブ・ペット・家庭菜園・料理・貯金・読書etc………
趣味にできそうなことはたくさんありますよね!
そして、夫婦2人で同じ趣味を楽しめれば↓
夫婦仲をここでもう一度輝かせたいよね!
ウチは休日が合わない夫婦だから日常的に楽しめるものがいいかなぁ………
やはり夫婦共通の趣味の時間は有意義なものになりそうですよね。デメリットはあるのでしょうか?
思いつくことといえば、お金がかかるものについては費用が倍になることくらいでしょうか?
そこは家庭のお財布事情と相談するしかないですね。
会話の時間をもつ
趣味を通してのコミュニケーションもいいですが、
最良のコミュニケーションはやはり会話ですよね。
会話の時間ありますか?
日常の生活の中で会話する時間はありますか?
夫婦にとって会話する絶好のチャンスは食事の時間です。
私は長らく自営業で自宅と仕事場が近く、妻も一緒に働いておりましたので、日常的に会話するチャンスは多かったほうだと思います。転職してからは定時終了の仕事なので、夫婦別々の仕事にはなりましたが、夕食はどちらかに予定がない限りはいっしょです。
でも、やっぱり子供が居なくなってから御飯時も話題が少なくなってきたかなぁ…..
夕食時間を一緒にできない仕事の場合は、家庭内で会話する機会ってグッとすくなくなってしまいますよね。そうなると、無理にでも会話する時間を作る努力が必要です。
何故なのか?
それはやはり会話の積み重ねが信頼関係を育むからです。
職場でもコミュニケーションの希薄な人とは信頼関係築きにくいですよね?夫婦だってなにも変わりません。
でも何話せばいいかわかんないよ………..
そんな男性は多いのではないでしょうか?
女性が求める会話
そもそも会話における男性と女性の脳の働き方には違いがあるそうです。男性は左脳を中心に論理的な会話を試みるけれども、女性は右脳を中心に視覚的直感的に会話をする。さらに女性は会話において共感されることを好む傾向にある。
共感されたいのは男女とも同じではあると思いますが、なんとなくうなずけませんか?
言葉のキャッチボールが苦手なら聞き役に徹することで、ある程度女性に満足感を与えることができる。これだけでも前進ですよね!
『ちゃんと聞いてあげる』
長い共同生活で疎かになっていませんか?改めて自分はどうなのか考えてみましょう。なんなら、とりあえず笑顔を向けてみるだけでも。
注意すべきこと
そして、長く夫婦を続けたカップルにありがちなNGは
言わなくてもわかるでしょ?
言葉にしなくても察してよ
これが一番マズいですよね。
特に女性は察するのが得意なので、男性はどんどん言葉にすることが少なくなってしまう傾向があります。
それは言い訳でしょ?
って言われそうですが………
実際、私の請負先の会社の話なのですが、そこは責任者の男性1人に社員、パートの女性従業員が20人近くいるのかな?そこの責任者の男性と仕事のやり取りをするのですが、この方がすごくコミュニケーションがヘタクソなんです。
言葉数が足りないんですね。こちらが回り込んで考えなければいけないような伝え方がすごく多い。
よくそんなで、職場が回ってるなぁと思うんですが、これは女性に囲まれているからではないか?
女性陣が先回りして察してくれるから、「しっかり伝える」までもないのじゃないか?それがクセになっているのでは?
パーソナリティもあるのでしょうが、私はこう推測しています。
世の男性諸君!がんばって言葉にしていきましょう!
自分も含めての声かけです。
そして
妻との話題は「人」についての話がいい?
これは完全な私見ですが、例えば職場の話をパートナーに振るときは「出来事」よりも職場の「人間模様」「人そのもの」の話が興味深いのではないかと考えています。
「職場でこんなことがあってさ」という話より、「職場の〇〇さんてさ……」のような話の方が興味を引く気がしています。
もちろん最終的にはこれからの暮らし方とか老後の準備とかそういった深い話をパートナーは求めているはずです。でもなかなかそういった話ってきっかけが掴みづらいですよね?
ましてや、結婚数十年にもなるとなおさらです。
ですのでその前段階の何気ない日常会話にまずは慣れていきましょう!
ひとりの時間をもつ
そして、50代夫婦を楽しく快適に過ごすための三つめのポイントは「ひとりの時間」です。
ひとりの時間が大切なわけ
?今までの話と正反対じゃない?
「共通の趣味」「ふたりの会話」
この二つはもちろん大切なのですが、ひとりの時間を持つことで、さらにこれらを実りのあるものに出来るのです。
例えば、旅行で数日家を離れたりすると、帰ってきた時にとてもホッとしますよね?
海外旅行から帰ると日本の良さを実感しませんか?
テレワーク続きで久しぶりに出社すると仕事がやけにはかどることはないですか?
1人でランニングするより大会に出た方が記録もいいですよね?
逆を考えるとさらにわかります。ずっと家にいると飽きますし、他の文化に触れてみなければ全ての日常は、ただ当たり前のことです。1人でやるより仲間とするほうが、より力が発揮できることがあります。
夫婦の関係も同じことです!
50年も生きてくれば興味のあることはたくさんあると思いますし、ひとりの時間を楽しめないのは自立した大人としてどうなのでしょう?お互いにひとりの時間も充実させることで、2人になった時の楽しさが新鮮に感じられます。相手のいいところを再認識もできるでしょう。信頼が増す出来事があるかもしれません。
子育ての終わりではなくひとり時間の始まり
これまで、子育て中心でほぼ日常は家族と共にあったと思います。ましてや母親は父親より子供に関することは比重が大きくなりがちです。
母親業に多くの時間を割いていたパートナーにもひとりの時間を充実してもらいましょう。子供の自立は本当の自分達だけの時間が持てるようになったチャンスなのだと考えましょう!
家事の比率はどうですか?
自分はあまり負担していなかったと思う男性はこれを機に半々にする努力をしてみませんか?
負担した時間をパートナーにひとりの時間を提供する手段としてみては?
なにもそれぞれ好き勝手なことをしましょう!ということではありません。お互いに了承の上でそれぞれ自分の時間を持ったほうがいいです。夫婦ですがお互いに個でも自立をしましょう。
なんでも一緒に仲良く!というのは気持ちの持ち方によっては依存になります。大切なのはバランスです。ひとりでも「金」ふたりでも「金」🏅
私はいつでもふたりが楽しいよ
夫婦共にそのような意見なのであれば、それで良し!です。
それも夫婦間のバランスですからね。
最後に
我が家は夫婦揃って定時上がりですし、私は車での通勤で仕事帰りに一杯などという環境ではなく、
ほとんど毎日夕飯は2人で食べています。
犬と猫とも同居していますので、完全に2人とはいえないのですが、この2人時間を充実したものにするため色々試し始めています。
自分達の親世代を見ていると人生100年時代は本当に来ているのだなぁと実感します。
ということは、私たちもあと4,50年は生きるのかな?
まずは今の生活を楽しみたいなと奮闘中です。
この記事をご覧いただいたということは、同じような境遇の方なのかな?と想像します。
勝手にエールを送ります!
お互いにがんばりましょう!
ご覧いただきありがとうございました。
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