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読書が好き!
でも満足な読書時間を作るのが大変。
そんな方の救世主として「聴く読書」オーディオブックが注目されています!
また、毎年発表の「本屋大賞」は読書好きなら注目ですよね?
どの本も読んでみたくなりますが、電子書籍化はされるものの、Kindle Unlimitedの読み放題対象にはなかなかなりません。
一冊づつ購入すればよいのですが、そうすると費用がかさみます。
実は2022年度の本屋大賞ノミネート作品の多くは、Amazonが提供するオーディオブックサービス『Audible』だと「聴き放題」で利用ができるのです!
Audibleで楽しめる2022年度の本屋大賞ノミネート作品を紹介します。
本屋大賞の作品に興味があるけどランキング作全部は買えないしなぁ。
そんな方はこの機会に『Audible』で本屋大賞ノミネート作をお得に楽しんでみませんか?
関連記事>>>「2023年本屋大賞ノミネート作をAudibleでお得に聴こう!」
Audibleとは
Audibleは2022年1月から「聴き放題」のサブスクをスタートさせました。
本が好きな方でも、オーディオブックを利用したことがない方は大勢いるのではないでしょうか。
- 朗読された書籍「オーディオブック」を配信するサービス
- 月額¥1,500で対象の12万冊が聴き放題
- 朗読はプロのナレーター・声優・俳優など
- 運動や家事をしながらの「ながら読書」で読書環境が大幅に改善
- 30日間の無料体験ができる
月に2冊も聴ければ元は取れてしまいますね
「聴く読書」は全く新しい読書体験です!
Audibleの聴き放題で2022年本屋大賞作品を聴こう!
毎年4月に本屋大賞が発表されます。
楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
2023年1月時点で2022年度本屋大賞ノミネート作品は10作とも電子書籍化はされてはいるものの、KIndle Unlimited (月額¥980)の読み放題対象になっている作品はありません。
ところが同じAmazonが提供する『Audible』の聴き放題(月額¥1,500)だと、10作品のうち8作までが聴き放題で読めて(聴けて)しまいます!
以下一覧です。
【2022年度本屋大賞ランキング】
著書 | 作家 | Audible聴き放題 | Kindle Unlimited読み放題 | |
1位 | 同志少女よ、敵を撃て | 逢坂冬馬 | ◎ | ✖️ |
2位 | 赤と青とエスキース | 青山美智子 | ◎ | ✖️ |
3位 | スモールワールズ | 一穂ミチ | ◎ | ✖️ |
4位 | 正欲 | 朝井リョウ | ◎ | ✖️ |
5位 | 六人の嘘つきな大学生 | 浅倉秋成 | ◎ | ✖️ |
6位 | 夜が明ける | 西加奈子 | 未配信 | ✖️ |
7位 | 残月記 | 小田雅久仁 | ◎ | ✖️ |
8位 | 硝子の塔の殺人 | 知念実希人 | ◎ | ✖️ |
9位 | 黒牢城 | 米澤穂信 | ◎ | ✖️ |
10位 | 星を掬う | 町田そのこ | 未配信 | ✖️ |
なお、過去作品を含めると2023年1月時点で、本屋大賞作品は55作品が聴けます。(聴き放題対象外も含む)
Audibleで小説を楽しめるかはナレーターに依存します!
本を「聴く」ことができるのがAudibleのサービスなのですが、誰もが楽しめるサービスとはいえないかもしれません。
特に小説好きの方は「聴く読書」には懐疑的な方も多いかもしれませんね?
なぜなら、自分のイメージで「読む」のと違い、ナレーターの朗読を「聴く」ので、そこに他者のイメージが加わってしまうからです。
それがつまらないのではないか?楽しめないのではないか?邪魔なのでは?
実は自分もそう思っていました!
- 登場人物の声が自分のイメージとかけ離れている
- 自分の想像とはちがう感情表現をしている
- そもそもナレーターが好みではない
しかし、筆者は何冊か利用するうちにその心配は無くなりました。
確かに肌に合わないナレーターの方もいます。
一方で、自分で読むよりももっと小説世界の広がりを感じさせてくれるナレーターさんもいます。
自分の感性に合うナレーターさんと出会った時が、Audible最大の魅力を味わえる時です。
よいナレーターと出会うと、自分で読むのとは違う小説の楽しみ方が味わえます!
Audibleで小説を楽しむには相性の良い『ナレーション』がとても重要です。
2022年本屋大賞ノミネート作品
そこで、2022年度の本屋大賞ノミネート作品を、ナレーションにフォーカスしてご紹介します!
大賞:同志少女よ、敵を撃て
👉Audibleのナレーションレビュー146件中123件が五つ星でした。女性兵士が何人も出てくるのですが、その演じ分けがすごかったです。声優さんならでは。キャラクター設定がともすればアニメ風とも感じ取れるのはナレーションのせいかもしれません。初めは違和感がありますが、聴き進めるうちに小さくなりどんどんストーリーに引き込まれます。
Audibleで「同志少女よ敵を撃て」を聴いてみる作品自体もとても面白く(内容的に面白いという言葉が適切とは言えないが)聴き入ったがナレーションの上手さが作品を聴きやすくさせていると思う。
人物の声や口調の演じ分け、説明文の内容も頭に入ってきやすくて見事だった。
正直Audibleを聴く作品選びのポイントにナレーションが大きいと思っているので。
肝心のストーリーも独ソ戦という内容故にある種の厳しさがあるものの、本屋大賞受賞作品に選ばれただけあって登場人物も魅力に溢れ、物語に一気に入り込ませる魅力があった
Audibleカスタマーレビューより:Aoi「物語もナレーションも秀逸」2022/05/20
第2位:赤と青とエスキース
👉4話の短編を男女で2話づつ朗読しています。女性の声は少しアニメ色が強いですが、男性は落ち着いた声質でとても心地よく聴けました。4話目は主人公が50代なのですが、どうにも女性の声が50歳に聞こえずにずっと違和感があったのは仕方ないところでしょうか。
Audibleで「赤と青とエスキース」を聴いてみるよくできたミステリーというか、とにかく感動した。心を揺さぶられた。人生の何たるかを考えずにいられなかった。オーディブルならではの良さがあった。また聴く。何度も聴く。
Audibleカスタマーレビューより:Amazonカスタマーベラス「ラストで号泣、感動した」2022/04/27
第3位:スモールワールズ
著者:一穂ミチ
出版社:講談社
再生時間:8時間59分
本来ならあり得ないであろう男女が、人知れず手紙のやり取りを続ける「花うた」を始め、身の回りで起こる小さな世界の喜怒哀楽を描いた6遍の短編集です。
👉6話の短編集。ナレーションのレビューで五つ星が半数しかありませんが、1話目のナレーションがやけにアニメ声なところで違和感を持たれたのかな、と想像します。いかにも声優然とした声色は各話のミステリー調の結末と相容れない感覚ももちます。
私としては、ストーリーにのめり込めないのが、ツッコミどころが多い話の展開のせいなのか、ナレーションのミスマッチなのか判断しかねるところです。
Audibleで「スモールワールズ」を聴いてみるとにかくどのお話も面白くて引き込まれ、心を揺さぶられます。ナレーションの方の声や読み方はこのお話の世界にとても合っていると思いました。最後のお話まで聞いて驚くこともありました。作者の他の作品も読んでみたいです。
Audibleカスタマーレビューより:Amazonカスタマー「おもしろい!!」2022/06/02
第4位:正欲
著者:朝井リョウ
出版社:新潮社
再生時間:13時間35分
不登校の息子、初恋をする女子大生、秘密を抱える契約社員。“多様性”を尊重する時代にはそれぞれの人生のつながりは不都合なものだった…….
👉筆者の感想。登場人物ごとにナレーターが固定されたaudibleでは珍しい形態。人物分けがとても頭に入りやすく聴きやすい作品でした。最後にタイトルの意味がきちっと確立される腹落ちのいい小説です。
Audibleで「正欲」を聴いてみる物語が進むにつれ、それぞれの登場人物からの多角的な視点で心情を捉える事が出来ました。とても興味深い物語でした。
Audibleカスタマーレビューより:az「多角的な視点になれる/ナレーション苦手」
一方、ナレーションに関しては他の方も書いていますがお一人の女性のナレーションだけがどうにも苦手でした。普通の登場人物がそこまでいやらしく話すだろうか?というほど過剰な表現、随所でキュッと上がる甲高い話し方など…全然物語が頭に入りませんでした。その他の方は物語に入り込みやすい聴き心地のよいナレーションです。
第5位:六人の嘘つきな大学生
👉レビューでもかなり指摘されていますが、ナレーターさんが文と文の間に息を吸う音がかなり入ってしまっています。本の評価は高いので技術的になんとかできなかったのでしょうか?
Audibleで「六人の嘘つきな大学生」を聴いてみる内容は面白かったが、ナレーションの息づかいが、慣れなかった
Audibleカスタマーレビューより:匿名「ナレーションについて」2022/05/25
第7位:残月記
著者:小田雅久仁
出版社:双葉社
再生時間:15時間44分
近未来の日本。世界を震撼させる感染症“月昂”に侵され、その宿命に抗う男と女の純愛の物語を描いた表題作を始め他2作を収録。月にまつわるダークファンタジー。
第43回 日本SF大賞受賞
👉表題作のほか2編収録。表題作の残月記は男性ナレーション。テノールの低音がとても心地よく聴けます。2話目の女性のナレーションも小説世界とよくマッチしています。前編にわたって文学的要素の強い言葉選びが多い小説ですが、それを男性も女性もどちらも違和感なく表現できるナレーターさんだなという印象です。良いマッチングだなと思います。
Audibleで「残月記」を聴いてみる起承転結の転の部分…まさにこれから!という時に唐突に終わってしまうのが、置いてけぼりにされた気分にさせられる。主人公たちと一緒に、もっとこの世界観を堪能したかった…。
ナレーションはとても聞きやすかったです。2倍速にしてもはっきり聞こえて流石です。
Audibleカスタマーレビューより:匿名「転で終わってしまう感じ」2022/04/29
第8位:硝子の塔の殺人
👉レビューではナレーションの評価がかなり高い作品です。アニメを中心に活躍されている声優さんです。声音をかなりアニメに寄せているように感じられることと、小説の内容も相まって脳内イメージがどうしてもアニメになってしまいます。自分はあまり好みではなかったです。
Audibleで「硝子の塔の殺人」を聴いてみるまずはナレーションに感服致しました。
主人公の声で耳が幸せになります。
一番笑ったのはゆめよみの生きてるわよっ!でした。多分書籍で読んでるだけじゃここで笑うことはないと思います。声優さんて本当に凄い!
以下略
Audibleカスタマーレビュー:sfh「生きてるわよっ!(笑)」2021/08/25
第9位:黒牢城
👉レビューではナレーションの評価はかなり高いです。なるほどきびきび滑舌の良いナレーションは確かに聴きやすいく、時代小説と良くマッチしています。
Audibleで「黒牢城」を聴いてみるまだ途中までしか聞いていませんが、ナレーターの荻沢さんのテンポの良いプロの語り口に惹き込まれました。
戦乱の時代の非情さもあります。
現代の厳しい現実に立ち向かう心構えが出来そうです。
Audibleカスタマーレビューより:コヨーテ「軽妙な語り口」2022/4/24
※ナレーションレビューはナレーションに対して与えられたAudibleに掲載の5つ星レビューです。五つ星の満点をつけたレビューを集計しました。作品の評価とは異なります。
番外編
さて、ここまで2022年度の本屋大賞ノミネート作品を紹介させていただきました。
Audibleはナレーターに声優以外に俳優さんも積極的に起用しています。
ここでは私が聞いた本からもう3冊番外編として紹介させてください!
サラバ!
サラバ! 上 (小学館文庫)
今回紹介の2022年のノミネート作品6位の「夜が明ける」は未配信ですが、同じ作家の別作品「サラバ!」を紹介させてください。
西加奈子著「サラバ!」は2015年本屋大賞第2位であり、2014年直木賞受賞作です。
こちらの作品は文庫本と同様にAudibleでも上・中・下の3作に分かれ、3作合わせて21時間44分の再生時間にもなる大作です。
内容に関しては受賞歴が示すように文句なく面白い作品です。
その内容を際立たせたのが松坂桃李さんのナレーションでした!
Audibleでありがちなのが声優さんによる表現の過多なナレーションです。時として内容を邪魔してしまうこともあります。
しかしこの「サラバ!」の松坂桃李さんは過多な表現とは対極の素晴らしさ!
淡々と、ともすれば抑揚にかけるナレーションともとれるですが、それが逆に素晴らしい。俳優としての技術なのでしょうか?聞けば聴くほど物語にのめり込ませてくれました。
気がつけば22時間にせまる再生時間とはおもえないほどあっという間に聴き終えてしまいました。
役者としてもオーバーな演技をしないイメージのある俳優さんですが、TV番組でもナレーションの仕事をされているだけはあります。
松坂ファンならなおさら、そうでないかたもAudibleの醍醐味が味わえる作品ですよ
コンビニ人間
コンビニ人間 (文春文庫)
2冊目は村田沙耶香著の「コンビニ人間」。2016年の芥川賞受賞作かつ2017年の本屋大賞ノミネート作品です。
じつはこの本はナレーターが大久保佳代子氏なのです。そう、あのお笑いの。
ナレーターを確認しないで聴き始めたのですが、初めに「朗読、オオクボカヨコ」と読み上げられた時にはびっくりして詳細を確認しました。なぜに大久保佳代子なの?
これはあくまでも推理ですが、主人公の「36歳、未婚、彼氏なし」という人物設定からナレーターを決めたのではないのか?と疑っています。(笑)
聴いてみると予想通りかなりたどたどしい語り口。滑舌ももうひとつで、これは最後まで聞き通せないかも………
と思ったのですが進むに従いナレーションも上手になっていくのと、こちらも慣れていくので最後まで楽しむことができました。
ナレーションは思ったほど悪くはなかったです。
でもやっぱり「しゃべりのプロ」ではなく「発声のプロ」がいいなぁ
東京奇譚集
そしてもう一つ
東京奇譚集(新潮文庫)
村上春樹著「東京奇譚集」です。
これは俳優のイッセー尾形さんがナレーターです。
実はこれ途中でやめてしまいました(⌒-⌒; )
理由はナレーションが個性的すぎるから。
聴いているとどうしたって「あのイッセー尾形がしゃべってる」としか認識できないのですね。顔が浮かんできちゃう。
またイッセーさんが女性言葉を話すとどうにもトランスジェンダーっぽくなってしまい………..
Audibleが負に働く象徴的な作品でした。
まとめ
2022年の本屋大賞ノミネート作品をナレーションにフォーカスしてご紹介しました。
1日に1時間も利用時間があれば月に2冊は聴けてしまうかと思います。
月額¥1,500は決して高くは無いと思いませんか?
再生速度を変えよう
また、Audibleは再生速度を0.5〜3.5倍まで0.1刻みで変更ができます。
再生速度を上げることもAudibleでは重要です。
近頃流行りのタイムパフォーマンスを考えてではありません。
なぜならどの本も1倍速だととてもゆっくりとナレーションされているから。おそらく、多くの方が1倍速はゆっくり過ぎてリズムが合わないのではと思います。
他人が読むリズムはあなたとちがいます。やはり自分のリズムのほうが気持ちがいいのです。
0.1倍速度を変えるだけで、印象が変わります。自分にしっくりくる速度が必ずあります。
自分に合ったリズムで聴くこともAudibleを楽しむコツです。
1.5倍速程度ならナレーターの声質も不自然には変わりませんよ
人の声の好き嫌いなどは個人の感覚的なものです。本能的、生理的な部分でもあるのでコントロールのしようもないことかな、と思います。
ただ、Audibleは「聴き放題」で12万冊が楽しめます。
聴いてみて合わないなと感じたらどんどん他の著書に乗り換えてしまえばいい。そこは「聴き放題」のメリットを活かしましょう。そして自分の感性に合うナレーターさんとの出会いを楽しんでください。
自分の感覚にぴったりのナレーターさんと出会った時のAudibleの楽しさをぜひ味わっていただきたい!
「聴く読書」Audibleは全く新しい読書スタイルです。
利用方法、利用価値があなたにあえばそれまでの読書量を2倍3倍と増やすこともできます。
活字が苦手な方も取り組みやすくもあります。
Audibleホームページで本の検索もできますし、試し聞きもできます。
少しでも興味があれば是非一度お試しすることをオススメします。
きっとそれまでのあなたの読書習慣が新しくなります!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。素敵な読書ライフを。
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