50代って子供達が独立し、夫婦2人の生活に戻ることが多い時期ですよね。
自分達の健康問題や、親の介護の問題、働き始めた子供の心配など色々気がかりもあります。
でも、家に帰って妻と2人の生活がどうも充実していない。
会話がない。
なんとか会話を盛り上げたいな。
そんなことを考える世代でもあります。
特に日常会話がどうも得意ではないなぁという男性って多いのではないでしょうか?
そのような男性に贈りたい、夫婦の会話が充実するコツです!
家庭が充実しないことには自分も仕事も充実しませんよね!
50代夫婦が大切にしたいこと
夫婦の会話の満足度と夫婦関係の満足度
株式会社bstyleのしゅふjob総研が働く主婦への「夫婦の会話」についての満足度を調査した結果によると、夫婦の会話に「満足・やや満足」と回答したのは合わせて36.9%。
さらに夫婦関係の満足度については会話に「満足・やや満足」の回答者の実に88.3%が夫婦関係に満足しています。
一方で、会話に「不満・やや不満」の回答者の夫婦関係の満足度は9.4%にすぎません。
この結果を見ての通り、女性の夫婦生活に対する満足度は「夫婦の会話」が大きく影響することがわかります。
そうなの、妻はもっと会話がしたいし、夫婦関係もいいものにしたい
でも結婚20年もすれば会話ネタも無くなるしさぁ………
別に特別なことを話さなくとも、フツーの会話が弾めば良いんだけど…….
フツーの会話って何?
夫婦の会話にはコツが必要
男性が思っているよりも、多くの女性が夫と会話をしたがっています。夫として自分はそこそこ会話していると思っている方でも実は足りていないのかもしれません。
そもそも、なぜ会話が少なくなっていくのでしょう?
多くの理由として挙げられるのが、お互いの会話に対しての不満です。
『夫との会話は気持ち良くない。』『妻との会話はつかれる。』
お互いが楽しく会話が出来ないために会話は途切れ、終わってしまいます。
そのような状態を脱するためには夫婦共に会話のコツを掴むことが必要です。お互いが会話のコツを掴めばスムーズな会話の流れが出来、夫婦関係の満足度もあがっていきます。
夫婦円満の会話のコツ
夫婦の会話を充実させてより良い夫婦関係を築くためには、夫も妻も自分の好きなように話すだけではダメです。
円満な会話のために
お互いに誠意と敬意をもって接すること。お互いに思いやりをもって会話をすること。それが大切です。
でも、家に帰って来てまで気遣いじゃ疲れちゃうよ。
と思ってしまいますか?でもその家が居心地の悪いものになってしまったら元も子もありません。
短時間でいいのです。1日10分でも充実した会話の時間が持てれば良い。その積み重ねです。
家では圧倒的に「自分の時間」が多くなります。かと言って、お互いが勝手に自分の時間だけを優先させてしまっては家の中は殺伐としてしまいます。
充実した会話を持ち、お互いを認め合うことで、それぞれ自分達の時間も充実したものになります。
フツーの会話の先に
しゅふjob総研の「夫婦でよく話す内容と話したい内容」の調査では
「話したい内容」で56.1%を占めるのが「将来のこと」でした。
半数の方が実践は出来ていません。
これは50代の夫婦にとっては切実なテーマですが、このようなテーマはなかなか話すきっかけが難しいですよね。ちょっと改まってしまいます。
このようなテーマを話すためにも、やはり普段の何気ない会話がスムーズであることが大前提です。自分自身の将来のこと、子供の将来のこと、高齢の親のこと。50代には目の前に現実問題がたくさんありますよね。
夫婦関係を良好なものに保っておいてこそ、そのような問題にも協力して対処できるはずです。
でも妻の話って面白くないんだよね
実は多くの夫が思っていることです。なぜなのでしょう?
なぜ妻の話は面白くないのか
よく言われるのは
- 主語なし
- 結論なし
- 長い
の3点です。
家に帰った途端に今日起きた事や見聞きしたことをまくし立てるように話し出す。特にオチもなく次から次へと話題が変わっていく…….
疲れて帰ってきてるのに、まともに取り合う気になれない…….
そのような経験はありませんか?でもそれは、仕方のないことでもあります。
会話における男女差
何故なら、これは会話の仕方における男女差、及びその傾向に原因があります。
一般的に男性の会話は
- 論理的思考型
- 結論・ゴールを求める
- 問題解決、アドバイスをしたい
- 自分に有益だったり興味のあることを求める
一方女性の会話は
- 感情優先型
- 結論はなくていい
- 共感・同調をしてほしい
- 自分の感情の赴くままに話す
正反対じゃね?
そうなのです。男女の特性のまま会話をしようとすると、まるで噛み合わないのです。
つまり、妻の話し方は夫にとってはそもそも興味を持てない話し方であり、楽しく感じろというのには無理があるのです。
「つまらない話」をする妻への対処法
例えば、妻が延々と昨日見たドラマの筋書きを長々と説明する。
夫からすると、興味のあるドラマでもないのに…..とか、いつまで続くんだ?と思ってしまいます。
でも、妻はただ話をしたいだけ、聞いてほしいだけ、共感をしてほしいだけだったりします。
ですので、この場合の対処法は
の三つです!
え?ちょっと馬鹿にしてる?
なんか上からっぽい…….
しかし、こうすることで妻は自分の話を聞いてもらえたと満足感が得られます。
このようなことで夫婦生活を良好にできるならたやすいことではないでしょうか?
また、「自分の感じ方を変える」とは、視点を変えることです。
- 自分が観てもいないドラマに詳しくなった
- 自分からは観ることもないものなのに
- 第三者との会話で話題になってコミュニケーションのきっかけになるかも
- 新しい知識が増えた
このように考えるましょう。つまらないと思った話も自分に「有益」になるかもしれません。
いや、つまらないものはつまらないし、その時間を自分に使ったほうが「有益」なんじゃ……
このように考えてしまうと会話は加速度的に減っていくでしょう。妻の不満も溜まる一方です。
そもそも男性は日々の暮らしの日常的会話にニーズを求めません。個人差はありますが、おしゃべりがストレス解消になることは、あまりありません。それよりも1人の時間を求めるタイプが多いのです。
1日10分15分でも妻が満足する会話ができれば、その後1人の時間を作るのにも遠慮も気後れもいらなくなります。妻も不満を持つことなく、さぁ好きなことしてちょうだい、となるのでは?
なぜ妻は夫との会話をしたくなくなるのか
また一方では妻側から夫との会話に消極的になる場合もあります。
夫の会話への妻の不満
妻が夫との会話で思うこと
- そもそも会話が成り立たない
- 反応がないのでイライラする
- すぐに上から目線で物を言う
- 期待した反応を返さない
前述の会話における男女差を考えると仕方のないことかもしれません。
夫としては妻のダラダラした話をついさえぎって、「結局なにが言いたいの?」とか「つまりはこういうこと?」などとつい先走って結論に持って行こうとしっがちです。
または「ふうん」などの生返事ばかり。そのようにしていると妻もだんだん話をしたくなくなりますね。
夫と楽しく会話がしたいのですが、会話が噛み合わない事がよくあります…….
引用元:yahoo知恵袋https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13238908108?__ysp=5aSr44Go44Gu5Lya6Kmx44GX44Gf44GP44Gq44GE
妻が自分の話し方を見直してほしい部分もあるのはもちろんです。でも夫側が返事の仕方も見直す必要もありそうです。妻はただ単に楽しく会話がしたいだけなのです。
このままでは会話のない夫婦→夫婦関係に満足感のない夫婦へまっしぐらではないでしょうか?
返し方を見直そう
女性が抵抗を感じる男性の返し方を少し意識すれば、おのずと女性の満足できる返事の仕方が身についていくでしょう。共感と同調です!
でもこちらばかりが譲歩すればいいわけ?なんだか腑に落ちないなぁ
もともと男性は言葉のキャッチボールが上手ではない傾向があるので、良い訓練です。
50を超えて今さら会話の訓練なんて……..と、考えてしまいますが、仕事から離れた時に大切になるのが会話力です。社会的立場を抜きに人と交流する時には大切なスキルですよね。
そのためにも一番近い「他人」である妻と上手な会話をこころがけるというのは近道でもあるのです。
もちろん、どうしても耐えられない、妻の話は面白くない、というのであれば、そのことも素直に声にしてみましょう。「そのテの話はどうしても耐えられないからやめてほしい」と伝えればいいのです。
自分の感情を伝えることは相手に安心感を与えることにもなります。
最後に
個人差もありますが、世の男性全般に日常会話って意外に難しいことです。仕事を介さない話ですし、同性ならまだしも、異性となるとなおさら。
たとえそれが、長年一緒に暮らした妻だとしてもです。女性には理解し難い部分なのかもしれません。
私自信、子供達が1人、2人といなくなるたびに話のタネが減ってしまい、なんだか夫婦2人の時間にぎこちなさを感じたものです。
それでも、積極的に会話をすることでコミュニケーションを図るように努めることで子供達がいるときより夫婦の雰囲気はよくなっているかな?と感じる毎日です。
人生は子供達と暮らすより夫婦2人で暮らす時間のほうが圧倒的に長いですからね!
そして、会話のスキルを上げることも重要ですが、やはり一番大切なのは笑顔で接することではないかなぁ( ´ ▽ ` )
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!
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