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子供達が独立して夫婦2人に戻り、犬猫との暮らしを夢見る50代は多いかもしれません。
肩の荷は降りたけれど、夫婦だけの生活はちょっとハリがないな。
まだまだ元気だし、何か刺激が欲しいな。新しい趣味でも始める?
長年の夢だった犬か猫でも飼ってみようか?子供達が家を出て部屋も空いてるし。寂しさも紛れそう。
でも50代ってどうなの?
最後まで面倒を見るとなると私たちの年齢って?
デメリットは?
どんな心構えが必要?
どこで探すの?
そんな疑問に夫婦2人と犬・猫同居の筆者がお答えします!子供が独立しても動物達が夫婦にハリのある毎日を与えてくれています!
50代で犬・猫と暮らすことへの心構え
50代は年代としてはペットと暮らし始めるには最後のチャンスです!
初めに考慮すべきこと
参照:日本ペットフード協会 全国犬猫飼育実調査https://petfood.or.jp/data/chart2021/index.html
こちらの数字から分かるように犬猫どちらも15年くらいは生きるだろうことがわかります。猫に至っては20年を超えて生きる子も耳にします。今50代前半だとしても60代後半まで。長ければ70歳前後まで面倒を見ることを考えなければならないことは重要です。
ペットが生きるであろう年月と自分達が元気でいられるであろう年月を天秤にかけなければいけません。
想像とは違うかもしれない
ペットを飼うことの責任については、それなりに人生経験を経てきた50代夫婦に改めて問う必要はないでしょう。
それよりも覚悟していただきたいことがあります。それは、あなたが思い描いているペットとの暮らしは想像とは違うかもしれない、ということです。
脅かしてごめんなさい。でも動物ってやはり一緒に暮らしてみないと結局はわからないことが多いから……
そうなんです。TVをつければ頻繁に動物関連の番組があります。保護された犬や猫が人になれていく様を追う番組も数多いですね。ネットには愛犬や愛猫の暮らしぶりをUPされて、幸せな癒しを見せてくれる動画もたくさんあります。
羨ましい!子供も手を離れたし、うちも是非!と思われている方は、
『動物は思うようにならないことが多い』ことを一番の心構えとして持ってほしいのです。
- 思ったほど懐かない
- 想像以上に近隣に迷惑がかかる
- しつけがうまくいかない………….などなど
それを覚悟していただければ、思うようにならなかった時に、動物だから仕方ないかと開き直ることができます。
ペットとの楽しい暮らしには欠かせない心がけです。
子育てとの違い
そしてもう一つ。子育ての経験者は2度目の子育てのイメージもあるかもしれませんが、子育てと違うのは、動物は巣立っていかないこと。看取らねばならないこと。その喪失感は想像以上に大きい場合があること。それも覚悟する必要があります。
飼う前にそんな悲観的なことを言わなくても………..
いや、でもそれは動物との暮らしが幸せに満ちていることの裏返しでもある
夢のペットとの日常を実現するために多方面から検討を重ねましょう。情報を得られる場所はたくさんあります。
大切なことはこれからの自分達の計画しているライフスタイルと、ペットとの暮らしのバランスのすり合わせです!
50代で犬・猫と暮らすことのメリット・デメリット
犬・猫と暮らすことのメリット
犬猫を始め、動物と暮らすことの最大のメリットはなんといっても日常生活への潤いです!
そして、これも大きいのですが、少しコミュニケーションが不足しがちだった夫婦関係に活気を与えてくれます。
子供のことって夫婦間で報告し合いますよね?ペットの場合も同様で、今日こんなことしてたよなどの新たな会話に繋がっていきます。
また、犬の場合は一緒に散歩に出かけたり、時には少し離れた公園などでピクニックしたりのレジャーが楽しめます。
「川の字」になって寝るのも心安らぐ時間です。犬でも猫でも味わえます。(o^^o)
子供が巣立ってからはお休みの日に犬と出かける日が増えたよね!
このところ夫婦の雰囲気が良くなっているんじゃない?って思えることの大きな一因になっています!
犬・猫と暮らすことのデメリット
しかし、メリットがあればデメリットもありです!
家の汚れを覚悟しよう
家は確実に汚れます。毛、おしっこ、うんこ、ゲロ。
これはまさしく、「動物だから仕方ないか」と受け止めなければならないことです。
我が家の犬は3ヶ月の子犬で譲り受け現在17歳。高齢犬です。トイレの失敗も増えてきました。足腰も弱ってきたのでフローリングはかわいそうなのでカーペットです。この上でされると….ま、ちょっとした対策もあるのですがそれは別のところで。
関連記事>>>衰えてきた愛犬との暮らしで役に立ったものはこの3点!
猫は元野良を保護施設から譲り受けてきました。オスですし、先住犬がいたおかげか住み初めの頃は至る所にマーキングされました。不安などもあったのでしょう。ソファーと布団を捨てました(泣)。
毛はどちらもたくさん抜けるので、人が動くたびに部屋を浮遊します。ゲロは犬猫どちらも良く吐きます。猫に至ってはキャットタワー最上部からマーライオンのごとく吐くこともあり、ウチにいながらシンガポール気分です。
最近の悩みは、犬が歳を取ってから寂しがりの傾向が強くなり、ひとりにすると大泣きをすることがあるんです
夜に夫婦2人で長時間出かけるのはまず無理だよね
鳴き声はうるさいです
我が家の犬は性格的におとなしいので吠え声に悩まされることはなかったのですが、最近の『寂し泣き』は困りものです。
反対に、猫は飼う前に鳴き声の心配はしなかったのですが、意外にも普段の鳴き声は犬よりうるさいです。
去勢していますので、発情系の鳴き声ではないのですが、食後ハイ・うんこハイの2大遠吠えが特にうるさいです。「にゃー」ではなく「うぉー、うぉー」です。可愛くありません。
まあ、「お前たちもっと小声で鳴けよ」といっても無理な話なので……..
それと「おもちゃ」ですね。家に散乱します。「遊んだら片付けなさい!」と声かけながら私たちで片付けるだけですけどね。
旅行に関しては言わずもがな。
「ペットホテル」があるじゃん。とも思いますが、金銭的なことではなく心情的に預けることが出来なくなります。やっぱり犬猫が体調を崩してしまいがちで、子供が大きくなってからは預けて旅行に行ったことはありません。
これから飼おうという方は、このようなことも自分達は我慢できるか?を検討する必要がありますね。
50代で犬・猫と暮らすときの経済的考察
お金に関することはどんな子と暮らすかで違ってきますが簡単にまとめてみましょう!
犬猫と暮らすための初期費用
犬・猫と初めて暮らすには準備が必要です。
- ケージ
- リード
- キャリー
- トイレ、トイレシート
- 猫砂
- ブラシ
- おもちゃ
- フード、おやつ
いるものいらないものありますがざっと¥20,000~¥50,000でしょうか。
それに子犬・子猫を迎え入れるならば予防接種や去勢・不妊手術費用が必要です。
予防接種はその後基本的に毎年しますし、犬はフィラリアやノミ・ダニ予防の投薬費用などもかかります。
生涯費用
そして、暮らしていく中で一番かかる費用はご飯ですよね。前述の日本ペットフード協会の調べによると
食費と月々かかる医療費も含めての数値です。個体によって差があるのはもちろんです。小型犬なら少なくて済むかもしれませんし、大食い猫にはもっとかかるかもしれません。そのほか犬種によってはトリミング代などもかかりますね。
また、万が一病気になってしまった時の医療費も高額になる恐れがあります。保険診療ではないので簡単に万札がなくなっていきます。
純血種ほど病気に弱いというのは都市伝説なのかどうかはわかりませんが、我が家の雑種の和犬も元野良のトラキジ猫も病院のお世話になったことはありません。
あと、無視できないのが光熱費です。冬場はいいのですが夏の暑さは犬猫には危険です。
人間がいなくとも冷房はつけたままにする必要があります。夏の一番熱い時間を職場で過ごす生活だとわかりませんが、ピーク時間の冷房のつけっぱなしは住まいの光熱費が驚くほどかかります。
覚悟をしておいた方がよいでしょう!
でもやっぱりお金じゃないよね!
動物たちと暮らしていなかったら離婚もあったかもね
…………..
50代の犬・猫との出会い方
子犬・子猫がいい?それとも成犬・成猫を選ぶべき?
やっぱり犬・猫飼ってみたいなぁ。可愛い赤ちゃんをお迎えしたい!とお考えのあなた!
犬・猫と暮らしたい!と思った時にやはり、子犬・子猫から飼ってみたいと思うのは人情です。
でも!
動物の子供時代は一瞬です!
50代からなら成犬・成猫がオススメ
人間の子供時代は数年楽しめるのですが、動物は数ヶ月でほぼ大人の大きさになってしまいます。50代から飼い始めるとしたら、成犬・成猫からをオススメします。
成犬・成猫を迎えるメリットは
- しつけができている
- 性格がわかる
- 健康状態の判断をつけやすい
- すでに人に慣れている場合がある
要は飼い初めの負担が少なくて済むのです。飼ってみたら噛み癖がすごいとか、やたら吠える、鳴くとか、病気がちだったなどを見極められることはメリットが大きいです。
我が家の犬は…
我が家の犬は子犬からでした。幸いトイレは簡単でした。家の中はおろか、アスファルトでもしたがらないので、近くの公園や草っ原に定時に連れて行けば事足りました。
3頭の兄弟の中で一番穏やかな子を譲り受けたのですが、やはり性格は穏やかに成長しましたことはラッキーでもありました。
雑種は病気に強いと言われていますが、17歳になる現在まで病気らしい病気にはかかっていません。寂しがり屋の性格でしたが、ずっと自営業で職場と住居がごく近く、つねに様子をうかがえる環境であったのも幸いでした。
でも、猫はちょっと苦労したよね
我が家の猫は…..
そうなのです、実は大人で迎えた猫のほうが苦労しました。3歳ぐらいかな?といわれた元野良を迎えて7年になります。元々警戒心の強い動物ではありますが、布団に入ってくるようになるまで3年かかりました。
迎え入れる時の一番の判断材料は先住犬との折り合いだったので、そこがトライアル段階で問題なさそうだったのと、とにかく見た目が家族全員の好みと一致していたので。
でも、トイレに関してはマーキングなどはされたものの、初日から猫用のトイレを使いましたし、健康状態も問題なしです。
犬はラッキーな面もありますが、もし成犬だったとしてもこの子を選んだと思いますし、猫に関しても時間はかかりましたが、信頼関係さえ築けば大人になってから迎えても十分仲良く暮らすのには問題ありません。
それと保護された動物を家庭に迎え入れるという社会的意義も合わせて、里親が見つかりにくいと言われる成犬・成猫を選んでみてはいかがでしょうか!
犬や猫との出会い方
子犬と出会うにはブリーダーさんやペットショップ、子猫は人伝てが多いようです。我が家では縁のあった動物病院で三兄弟の犬の飼い主を探しているという話をいただいて今の犬と出会いました。猫は保護猫です。
現在は生体販売をするペットショップは風当たりが強くなっていますね。特に日本では動物保護関連の規則や法整備は他国と比べて非常に遅れていると言われています。
安易に飼ったためとばかりは言えないでしょうが、不幸にも飼い主と別れる羽目になってしまった犬・や猫。繁殖業のダークサイド的側面の影響で飼い主が見つからない犬や猫。そのような犬・猫との出会いの場はたくさんあります。
などなどネット検索すればたくさん出てきますし、自治体などに問い合わせてみてもいいですね。それぞれ譲り受けるにはさまざまな条件があります。事前によく確認してください。また、トライアル期間を設けている場合がほとんどですから、お試し預かりもできます。
一緒に暮らし始めてから、こんなはずでは……という不幸を回避するのにもトライアル期間はとても良い制度です。まあ、一度くらしてみるとすぐに情が生まれるとは思いますが。
どうしても子犬がいいと思われるならば「パピーウォーカー」もありますね。盲導犬候補の子犬を一時預かるシステムです。それと、保護犬・保護猫の預かりボランティアになるという手もあります。どちらも条件は厳しいですが、期限をもって動物と暮らせるのも50代にはマッチしているのかも。
KindleUnlimitedで読み放題対象
1章:保護犬・猫について知ろう
2章:保護犬・猫との出会い方
3章:迎え入れる準備をしよう
4章:犬・猫の幸せのためにできること
5章:飼えなくてもできるさまざまなサポート
最後に
動物と暮らすことは一緒に暮らしてみないとわからないことが多いです。お世話の仕方だったり、苦労だったり。
情報として得られることはたくさんありますが、飼ったときの喜びの気持ちや慈しみの情は、やはり実際に一緒に暮らさない限り感じることは出来ません。
捨てられたり飼育放棄されたりする動物が一定数いるのは事実ですが、動物と暮らしている人のほとんどが
思い切って迎えてよかった!
動物がいない我が家は考えられないよね!
というのが本心です。
私は思います。50代だからこそ犬猫を迎えてみませんか?
50代だからこそ新しいことを始めてみましょう!
動物ライフはやめられませんよ!もちろん様々な条件のクリアが必須ですけどね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
幸せみにちたペットライフと夫婦ライフをお祈りいたします。
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