犬と猫を同時に飼ってみたいですか?注意点3つと体験談!

動物・ペット

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このところTVをつければ動物の投稿動画を目にしますね。

インターネットで動物の動画に癒されているかたも多いのではないでしょうか?

すでに犬や猫と暮らしている人もTVで観る動物の動画は飽きませんよね。

投稿動画には仲睦まじい犬と猫があふれています。

家庭のペット人気は犬と猫が双璧ですね。どちらも飼ってみたいと考えている人も多いでしょう。

我が家は犬がいるけれど猫も飼ってみたいなぁ。

猫のいる家に犬を迎えるのはどうなんだろう?

じゃあ、思い切ってどちらも飼ってみる?

でもホントに犬と猫は仲良くなるのかなぁ?

同時に飼うのって苦労するのかな?

たとえどちらかを飼っていてもそんな心配ありますよね?

そこで、犬がいる家に猫も迎え入れた我が家の経験を交えて、犬と猫を同時に飼うことの注意点とともにこんな感じですとお送りします。

犬派?猫派?いえいえ我が家はどっちも派!

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犬と猫を迎え入れた時の話

犬画像

犬を迎え入れた17年前

シーチャン
シーチャン

犬と暮らすのが夢だったの

オクチャン
オクチャン

妻の夢を叶えるべく、長男10歳、長女7歳の時に我が家に犬を迎えました

初めは保護犬を譲り受ける準備をしていたのです。ところが、知り合いから隣町の動物病院が3ヶ月の子犬の飼い主を探しているという情報を得て対面することに。

尋ねてみるとそこには可愛い盛りの和犬の4兄弟が。

初めての動物との暮らしで、不安もありましたが、動物病院のバックアップという安心感もあり決断しました。

なかでも一番おとなしく吠え癖のない女の子にしました。子犬特有の短い鼻先がそれはそれはかわいらしかったのです。

当時は自営業で、住まいは職場の目の前。いつでも犬の様子はうかがえる環境でした。初めて出会った時の印象通り、めったに吠えることもなくおとなしい性格で、これといった問題もなく成長していきました。

そして、9年目を迎えるころに諸事情で引っ越し。犬だけで留守番をさせなければならない生活になりました。子供たちは外で過ごす時間も増える年代です。

ただ、夫婦の仕事は時間帯がそれほど重ならず、朝から夜まで犬だけの留守番の日は月に数日程度だったのは幸いでした。

シーチャン
シーチャン

もう一匹動物を迎え入れたら、犬の寂しさもまぎれないかな?

オクチャン
オクチャン

そんな妻の提案もあり、犬ではなく猫を迎え入れようと考えました

猫も迎え入れた8年前

なぜ猫だったのかは単純に猫も飼ってみたかったからです。

猫は保護猫をあたりました。トライアル初日に迎えた猫は推定3歳の茶トラ。元野良猫です。

犬と猫の初対面で相性は悪くなさそうだったので、そのもままトライアルで猫との同居が始まりました。

オクチャン
オクチャン

トライアル期間で特に問題もなかったのでそのまま猫を譲り受けました

その後8年。

残念ながら犬と猫は仲良しにはなりませんでした。(仲が悪いわけでもないのですが)

くっついて寝たり、舐め合ったり、じゃれあったり、そんな犬猫の癒しシーンを生で味わえるのかという目論見は全く叶わなかったのです。

シーチャン
シーチャン

叶わなかった夢はYouTubeやtwitterで代用しています

現在犬は17歳。猫は推定11歳。思い通りにはいきませんでしたが、それぞれが別々に癒しを与えてくれています。

オクチャン
オクチャン

まあ、でも違う種の動物が同じ屋根の下で大きな問題もなく暮らせているのは「成功」でいいですよね?

保護猫や保護犬を飼うときのトライアル期間はやはり安心できます。飼い主との相性もわかりますし、動物同士の相性もわかります。たとえ猫同士や犬同士であっても相性が悪ければ一緒にすることはできないですからね。

ただ、犬と猫は明らかな違いがありますので、もしどちらも迎え入れたいならば、考えておくべきことがあります。

犬と猫の同居での注意点3つ

犬猫画像①

犬と猫と同時に暮らす時の注意点が3つあります。

犬猫と同時に暮らす時の注意点
  • 犬猫それぞれの特性を理解する
  • 犬猫それぞれのテリトリーを確保する
  • 犬猫のごはんは別々に

犬猫それぞれの特性を理解する

まずひとつ目は、犬猫それぞれの特性を理解することです。

犬は群れで暮らす動物で、猫は単独で行動する動物です。

犬は人に対してフレンドリーで従順であり、人との暮らしに喜びを感じます。

一方、猫は人に対して警戒心があり、自分勝手な暮らしを好みます。

シーチャン
シーチャン

ねこはツンデレというけど本当にそうなのよね

これは犬と猫が同居する時に、犬はそれほど負担を感じないないけれど猫にはストレスが多いかもしれないということです。

犬は飼い主がしたい接し方で喜びますが、猫は猫がされたい接し方をしてあげる必要があります。甘えたがっているときは甘えさせても、かまって欲しくなさそうなときは放っておきましょう。猫はそのほうがうれしいのです。

犬猫それぞれの特性にあった接し方をこころがけることで、動物も飼い主もストレスを抱えずに暮らせます。

犬猫それぞれのテリトリーを確保する

ふたつ目は犬猫それぞれのテリトリーの確保です。

住まいのスペースの問題もありますが、それぞれにケージやサークル、もしくは専用のハウスなど独立したスペースを作ってあげます。猫はキャットタワーがあれば安心します。

家の中で自分だけの場所があることは動物たちの安心につながります。

オクチャン
オクチャン

夫婦だって喧嘩したときは同じ部屋にいたくないしね(^^;;

犬猫のごはんは別々に

みっつ目はごはんの事です。

犬と猫では食事のペースが違います。食器を別々にするのはもちろんですが、食べるスペースも別々にしたほうが良いです。

犬は1日2食が平均的ですが、猫は1日のうちに何回か食事をします。個体差がありますが3回以上が多いのではないでしょうか?「置き餌をしている」という飼い主さんの話もよく聞きます。

犬が猫のごはんを、また猫が犬のごはんを食べてしまうのはケンカの元です。別々の場所にして自分のごはんはこちらだとはっきりさせましょう。

オクチャン
オクチャン

それでも我が家は猫が犬のご飯をつまみ食いして、しょっちゅう犬に怒られています

犬と猫の同居で覚悟すべきこと

犬猫同時飼いに限ったことではありませんが、飼うとなったら覚悟しなければいけないことがあります。

犬猫との同居で覚悟すべきこと
  • 抜け毛には覚悟しよう
  • 動物は「臭い」
  • 犬猫は吐きます

抜け毛には覚悟しよう

まずは「毛」です。

毛が抜けない品種もいますが、家が毛だらけになることは覚悟しましょう。特に夏前と冬前の「換毛期」はすごいことになりますよ。

部屋そのものもそうですが、動物たちに使う寝具やラグ、マットの類を洗濯すると洗濯機の中も毛だらけ。その後に人間の衣類を洗おうモノなら黒系の服は目も当てられません。

でもこの時期のブラッシングは動物たちとのいいスキンシップでもあります。抱っこが嫌いな我が家の猫も、ブラッシングされるのは大好きで、されてる時の気持ちよさそうな顔にはとても癒されます。

換毛期の抜け毛はものすごい毛量で、紡いで織物にでもできないかと思うくらい。しかも連日同じ量が出ます。窓を開ければ風で毛が舞います(^◇^;)。お掃除ロボットが役立ちますね。

動物は「臭い」

つぎは臭いの話です。

動物を飼う以上臭いの問題もつきものです。

まず考えられるのは体臭です。いわゆる動物臭。犬は体臭がありますが、猫はあまりありません。汗腺の違いらしいです。犬の体臭はシャンプーで解決できますし、猫はかえっていい匂いと感じることさえあります。「猫吸い」って言葉もありますね。たぶん猫飼っているひとは吸ってます。

体臭以外で臭いの問題の一番は「トイレ」です。

トイレというか、ズバリ、うんことおしっこです。

小型犬など室内で排泄することもあるかと思いますが、犬の場合は散歩で外に出た時が圧倒的に多いかと思います。外で済ませる場合はあまり気になりません。しかし猫の場合は室内です。

猫と犬と暮らしてまず驚いたのは、猫のうんことおしっこの臭さです。我が家は犬が先住でした。犬は初めから外でしか排泄しようとはしませんでした。しかも土や草の上でしかしなかったのでおしっこの匂いは分かりませんでした。

うんこはさすがに持ち帰るので臭さは感じていましたが、まぁ自分らのと対して変わらないな、と(汗)

なので、猫を飼うときも室内排泄とはいえ、特に問題意識はありませんでした。犬で慣れていたので、同じくらいでしょ?ぐらいの気持ちです。

ところが猫のうんこ・おしっこは犬と比べてかなり臭いが強烈です。猫のマーキングで家具や布団を処分したという話を聞いたことはないですか?我が家もタオルケット、布団、ソファなどの処分をしました。

先住犬がいるところに来たオス猫だったせいでしょうか。しかも元野良猫です。迎えた当初はマーキングにはかなり悩まされました。

ナワバリを確保したかったのか、不満を表したかったのかは分かりません。トイレもちゃんと使うのですが、気がつくとどこかがおしっこ臭いということが一年近くありました。布団が一番こたえましたね。

さらにはうんこです。流石にマーキングうんこってのはなかったですが、これまた臭い。マーキングでおしっこをまき散らす割には猫はきれい好きです。うんこにはたっぷり猫砂をかけて後始末をします。

でもそんなんじゃ臭いは隠せません。部屋に入った瞬間にわかります。

散歩中の犬のうんこはビニール袋に入れて持ち帰ります。スーパーで野菜売り場などに置いてあるロール状のうすいビニール袋です。当初は猫のうんこも同じ袋を使っていたのですが、そのビニール袋だとやはり臭うのです。

猫のうんこはトイレに流せません。水に溶けないのです。なので猫トイレから出したうんこは袋に入れて取り合えずどこかに置いておきます。家の中はもちろんですが、外のゴミ箱でもかなり臭いが気になったので、猫のうんこ処理用の袋は専用のものを買っています。

「うんちが臭わない袋」。わかりやすい(笑)。ペットショップへ行けば売っていますがこれほんとに臭いませんね。鼻に当ててもダイジョブです。これ使い出してからはかなりうんこ臭ストレスは軽減しましたよ。

ちなみに犬のうんこは我が家はトイレに流しています。

犬が猫のうんこを………

うんこ話のついでに、困った話です。

犬が猫のうんこを食べてしまうのです。

犬の嗅覚は人間の数千〜一万倍らしい。

じゃあ、さぞかし猫のうんこは……….と、思うのですがどうやらうちの犬にはかぐわしい匂いのようで。

我が家の犬は室内排泄の習慣がなかったので「食糞」のチャンスはありませんでした。(チャンスって単語で正解なのかわかりませんが)なので、猫のうんこを食べてることがわかったときは軽くショック。

今は犬が入れないところに猫のトイレを設置してありますが、それでも猫がいたした後は近くでくんくんしていることがあります。いい匂いなの?おいしいの?(^◇^;)

犬猫は吐きます

赤ちゃんは泣くのが仕事。犬猫は吐くのが仕事

ってのは聞いたことはありませんが、吐きます。しょっちゅう吐きます。犬は歳を取ってから減りました。猫はいまだによく吐きます。食べてすぐ吐いて、吐いちゃったんで、すぐお腹が空いてごはんを催促。

んじゃ吐くなよ、とよく思います。餌の種類、1回の量、1日の回数など色々試しましたが効果はなし。猫が吐いたものをまた犬が突っついていたりします。人間様の夕食の準備中だったりするとてんやわんやです。

きれいではない話が続いて恐縮です。

ですが、動物と暮らすとはこういうことです。

犬猫とのくらし

犬猫画像②
犬猫画像③
犬猫画像④

そんな犬猫との暮らしですが、やはり大変なことよりも楽しく感じることのほうが断然多いです。

写真は我が家の犬と猫です。舐め合うほど仲良しではないけれど同じ空間にいることにはそれほどストレスはないようです。

猫と暮らしやすい犬種だとか、犬と仲良くなる猫種だとかの話も見かけます。しかし、品種によって相性が違うことなどは無いと思います。

結局のところ動物の相性は「個」と「個」。性格です。人間だって仲良くなれる人に国籍の違いは関係ないですものね。

動物と暮らすと色々あります。でも大変ではありません。毎日の犬の散歩も、毎日の猫のトイレ始末も苦痛は感じません。

犬の能力には驚かされます。家族の誰かが帰ってくる数秒前に気がつくのは何を感知しているのだろう?

たまにじっと空間をみつめているのは何かが見えているの?

猫の柔らかい肌は気持ちがいい。犬は小型犬でも体躯はしっかりしていますが、猫はもちあげるとぐにゃっとします。それがまたいいのです。

我が家の猫は3年かかって人間の布団に入ってくるようになりました。夏でも夜は人間の布団で寝ています。

家に来た当初は気に食わないとすぐに爪を立ててきましたが、なくなりました。犬と比べるとスローペースですが元野良猫でも心を開いてくれます。

犬派だ猫派だとよく言いますが、そんな限定しちゃもったいない。

どちらともたまらなく癒されます。

動物と暮らすことで生活に制約が出てきます。旅行に行けないとか、夜遅くまで家を空けておけないとか。夏ならエアコンをつけっぱなしにしなければなりませんし、病気をしてしまうと診察代は高額です。

でもそれを補って余りあるものを与えてくれるのが動物です。一緒に暮らすと可愛いのももちろんですが、楽しい、尊い、頼もしい、有難い。いろんな感情を得られます。

犬と猫とどちらとも暮らせて幸せだな、と日々感じています。

最後に

そんな犬猫との楽しい暮らしを擬似体験できるおすすめのコミックエッセイを紹介します。

アニメにもなっているので知っている方も多いですかね。松本ひで吉さん著「犬と猫どっちも飼ってると毎日楽しい」

犬と猫を飼っているひとにとっては「あるある」がたくさん。どちらかを飼っている方には参考に。飼ってみたいと思っている方には指南書として。我が家は夫婦で大好きな漫画です。描かれている犬猫は決して誇張された姿ではないです。どっちも飼っている筆者が確信をもってオススメします。

どっちも飼っていると多かれ少なかれこんな感じですよ。

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