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「新しい読書のカタチ」オーディオブックの利用者が増えています。
いくつかあるオーディオブックサービスの中でもAmazonが提供する『Audible』は40万以上のコンテンツと無料のPodcastサービスもあり、利用価値のあるサービスです。
まだまだ日本では認知度の低いオーディオブックですが、筆者はaudiobook.jpから始めてその後にAudibleと利用を続けています。
そこで今回は、Audibleを利用してみて分かった、
- Audibleの利用に向いている人・向いていない人
- Audibleの長所・短所
を記事にしてみました。
私はAudibleに出会って毎日の充実度が格段にあがりました!
Audibleってどうなんだろう?
利用者の使用感を聞いてみたいな!
そのように思っている方の参考になれば幸いです!
Audibleってどうなの?
筆者のオーディオブックの利用はもともと『audiobook.jp』でした。しかし、2022年1月から『Audible』が聴き放題のサブスクを始めた時に乗り換えました。
控えめに言ってもこんな有意義なサービスには出会ったことがありません!
Audibleとは?
『Audible』とは書籍や講義などを音声としてコンテンツ化して配信するサービスです。
移動中、運動中または家事などをしながらの「ながら読書」が楽しめます。
Amazonが提供しており、ラインナップが豊富です。
会員登録をすると対象の12万冊の本を聴き放題で利用できます!
ナレーターに声優さんや俳優さんを積極的に起用しているのも興味をひかれます!
- 月額1,500円で対象の本が聴き放題
- 初回登録は30日無料
- 聴き放題の作品は12万冊以上
- Podcastも聴き放題
- ダウンロードしてオフライン再生が可能
初回の登録は誰でも30日間の無料体験ができますが、不定期に2か月無料などのキャンペーンも行われています。
Audibleでインプットは3倍?4倍?
Audibleの魅力はなんといっても「ながら読書」ができること!
- 忙しくてなかなか読書時間が取れない
- もっと読書量を増やしたい
そんなあなたにAudibleはとても心強い味方です。
- いままで読書習慣がなかった
- 活字が苦手
そんなあなたにも「聴くだけ」でいいオーディオブックは読書の壁を低くしてくれます。
読書が苦手だと感じる方は「映像のないTV」だと思えば楽しめます。TV並みにラインナップにはバリエーションがありますよ!
すきま時間を有効に読書に充てられることで、もともと読書が好きだったならインプットは3倍、4倍になるでしょう。
また、いままで読書とは距離があった人でも一気に読書の魅力に取り憑かれてしまうかもしれません。
Audibleが向いてる人・向いてない人
使っているうちAudiblが向いている人向いていない人が見えてきました。
Audible向きな人
「今まで本を読めなかったすきま時間をAudibleで聴く」ことが利点なので、1日1時間でも利用できる人にはうってつけです。
移動の時間が多い人にはとても向いています。手と目が空いていることで本を手に読書するより気軽です。
月に20時間〜25時間とれれば1、2冊聴けます。今までより月に2冊、年にして20〜30冊以上多くの本を読む(聴く)ことができます。
また本を何冊も持ち歩くことは大変ですが、Audibleならスマホだけです。しかも何冊も持ち歩けますので、併読する人にもとても都合が良いです。
Audibleで人気なのは自己啓発本、実用書、教養本でどです。
小説は品揃えが豊富とは言えません。小説だけを楽しみたい人は物足りなく感じるでしょう。
ジャンルにこだわらずに読書したい方向けですね
Audibleがあまり向いてない人
次にあてはまる方はAudibleには不向きかなと感じます。
当たり前ですが、やっぱり紙の本がいい、といいう方は向いてないです。紙質が好きとか、紙の匂いがたまらないという人は案外いるもの。
また、本は読む楽しみのほかに蔵書する楽しみもあります。電子書籍やオーディオブックもアプリ内に「コレクション」できますが、蔵書して本棚を埋める楽しみとは違うのかなと思います。
ましてや読み放題や聴き放題で楽しんだコンテンツは、サービスを解約すると何も残りません。モノとして残るものは何もないのです。ですので、コレクターにはつまらないでしょう。
また、新刊の本はオーディオブック化されるのに時間がかかります。されないものも多いです。発売された本はすぐに読みたいという方は品揃えに満足できません。
目的の本があってAudibleを利用したい方にも不向きかもしれません。なぜなら電子書籍の性質上ラインナップされていないことも多いからです。ラインナップされているものから選んで聴いていくことを楽しめなければ向いていません。
「ながら聴き」は簡単ではありません
そして、オーディオブックの最大の利点である「ながら聴き」。
しかし「ながら」できそうな行動習慣がない、もしくは「ながら」する集中力が保てない方も向いてないですね。耳からただ音が入っているだけでは内容は理解できないからです。
例えば、イヤホンでラジオを聴いていても、耳で音は感じているけれど頭の中では考え事をしていることってありますよね。本を読んでいれば他に意識が行ってしまったときは自然に本から目を離します。中断したところに戻るのは簡単です。
しかしオーディオブックの場合はこちらの意識とは関係なくどんどん進みます。ハッと気がついて聴き直すにもピンポイントで聞き逃した箇所へ戻りにくいのがオーディオブックなのです。
まぁ、でも私も使ってみるまではオーディオブックの効果は懐疑的だったんですけどね
しかしながら、あなたに向いているかどうか判断するには実際に使ってみるのが1番です!
Audibleの長所・短所
Audibleを利用して感じる長所・短所をまとめました!
Audibleの長所
なんといっても「ながら聴き」が最大の魅力です。
とはいっても意識を集中しなければならないので、「ながら作業」は単純なものに限られます。何かを考えながらする作業にはオーディオブックは向きません。
個人差もあると思いますが、運動なら散歩やジョギングがいいですね。筋トレだとカウントしながらはちょっとやりづらいですね。
家事のなかでも掃除はいいけど料理だと使いづらい。料理する時って頭使いませんか?
Audibleの短所
書籍として発行されるものすべてが音声化されることはないので、「読みたい本」がないことがあります。
特に新刊本を中心に読む読書傾向な方の場合は本との出会いが物足りなく感じます。
動画配信や電子書籍のサブスクは月額¥1,000を切るものが主流なので、¥1,500は高く感じるかもしれません。ただ1日1時間あれば月に2、3冊は聴くことができるはずです。それで高いと感じるかお得と感じるかは個人の感覚になるでしょうか。
また、読み放題の対象外の本は¥2,000〜¥5,000の価格帯が多く単価が高いのも難点です。
さらに読み放題対象アイテムは入れ替えがあります。対象を外れるアイテムは事前にお知らせがあるので聴きたい本を見つけたら優先的に聴いてしまった方が良いです。
そして、聴きやすさに関してはナレーター次第のところもあります。聴く人によって同じナレーターでも好みが分かれます。話し方が肌に合わないこともあります。
ただ、1冊、2冊で判断せずに無料期間のうちにできるだけ色々なナレーションで聴いてみると良いと思います。少し聴いてみて好みでなければ別の本に切り替えればいいのです。
読んでいる途中でやめても惜しく感じない「聴き放題」のメリットを活かしましょう!
いくつも聴いているうちに、とても聴きやすく頭に残りやすい本に出会えます。
Audibleの最も効果的な使い方
そして私が考えるAudibleの最も効果的な利用方法は
移動中の利用(通勤・通学などの電車、バス、車の運転)です!
なぜなら
- 毎日定期的な時間が作れる
- 習慣化しやすい
- 紙の本より荷物にならない
- ラジオや音楽、Youtubeやゲームより建設的
毎朝散歩しているという方ならその時間も適していますね。とにかく毎日少しでもいいので決まった時間を作ることが大切です。
あとは自分で変に義務化しないことですかね。あまり気持ちが入らない本なら、サクッと別の本に切り替える。いくつか併読(併聴?)するのもおすすめです。
どうしても集中できない日は音楽やゲームでも良し。
私は配送仕事の運転時間にAudibleを利用しています。2、3日で1冊。月に5〜10冊をAudibleで聴いています!
それと個人の好みで違いがあるかと思いますが
小説以外の本「自己啓発本、ノンフィクション、ビジネス、語学」がおすすめ!
なぜなら小説はナレーターによって印象が左右されてしまうからです。
小説を読む時は自分の中の想像力を楽しみたいので、外部的にイメージを与えられたくないんですね。
小説はもっぱら紙の本(最近は電子書籍ばかりですが)、それ以外の本をAudibleと使い分けています!
(加筆:現在はAudibleで小説を聴くことの楽しさに目覚め、もっぱら小説になってしまいました。もともと読書は小説が主だったこと。啓発本やビジネス本は自分には合わないことがわかってしまったことが理由です)
Audibleでおすすめの本
それでは最後に無料体験で聴けるおススメ本をご紹介します。
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬著
なお無料体験で会員登録をすれば聴けますので、まずは無料お試しで!
Audibleを30日間無料体験!- 著者:逢坂冬馬
- 再生時間:15時間34分
- ナレーター:青木瑠璃子
- ストーリー:第二次世界大戦時の独ソ戦におけるソ連の女性狙撃部隊に入隊することになった少女の物語
前項を読んでいただいた方はあれ?と思われたでしょうか?
そうなのです。私がおすすめしないジャンルの「小説」です。
実はこれを聴いたことで、Audibleのエンターテイメントコンテンツとしての可能性をものすごく感じてしまったのです。
作品は2022年度の本屋大賞作品なので読んではいなくとも目にする機会は多いのではないでしょうか。小説としての完成度が高いことはもちろんなのですが、私のおすすめポイントはなんといってもナレーションです。
青木瑠璃子さんというアニメやゲームで活躍されている声優さんなのですが、この方のナレーションと作品のマッチ度が素晴らしいのです!
物語の舞台は第二次大戦下なので、当然内容は緊迫したストーリーです。また、前線の様子を描写するシーンはグロテスクに感じるほどでもあります。
そんなシリアスな内容にも関わらず、登場人物のキャラクター設定が、ともすればアニメチックに感じるほど個性的でドラマチックなのです。
ロシアの女性兵士の物語なので、何人も女性兵士が登場します。その一人一人のキャラクターを青木瑠璃子さんが見事に演じ分けています!そのナレーション技術にあっという間に物語に引き込まれます。
15時間の大作ですが仕事中(運転中)に聴いて3日で終えてしまいました。この3日間は仕事に行きたくて行きたくて(笑)
もう一度活字で読んでみたくなるほどの作品。反対に活字で読んでいる方にもAudibleで追体験されることを推奨したくなる出来栄えでした!
この本を聴いて、オーディオブックで、小説カテゴリーを楽しめる可能性を感じました!
最後に
紹介した「同志少女よ敵を撃て」を聴くまではオーディオブックでの小説は良い体験がありませんでした。
男性のナレーションで女性のセリフを話されるとニューハーフのような印象を受けたりするのです。本を読むときには感じないイメージの押し付けというのでしょうか。
有名俳優さんだとどうしても俳優さんの顔が浮かんできたり、そのままそのキャラクターが俳優さんのイメージに置き換わってしまったり。
そのような印象もあったので、ずっとオーディオブックは小説以外での利用をしていたのです。
しかしこの本と出会ったことで意識が変わりました。このような衝撃的なオーディオブックとの出会いも期待して、小説のカテゴリーもライブラリーに加えはじめています。
始めは、読書量を増やす方法としてたどり着いたのがオーディオブックでした。興味はあっても手が出なかった自己啓発本やノンフィクションなどを聴くのが当初の目的です。
しかし、オーディオブックはもっと利用価値があることに気が付いてからは完全に手放せないサービスとなりました。
同じように「新しい読書のカタチ」があなたのライフスタイルに合うのならば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
>>>Audibleの入会の仕方や使い方に関してはこちら
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