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電子書籍の利用率は年々増加し、2021年は30代までの世代では50%を上回っています。
なかでも漫画の利用率は雑誌や文字もの書籍の5倍近い市場です。
漫画の利用率が高いのは若い世代の電子書籍利用率の高さが大きな原因であると思われます。
しかし、40代50代の利用率も40%近くまであがっています。
高い年代の方ですと、漫画より小説や実用書、雑誌などの需要が高いのではないでしょうか?
筆者(50代です)も利用しますがメインは小説・実用書であり、たまに雑誌といった感じです。
漫画の電子書籍サービスはストアも多く、競争は激化おり、サイトも多くどこを選べばいいのか決めかねます。
しかしながら小説系、雑誌系の電子書籍、特に読み放題サービスは自分にあったストアを探すのは絞りやすいです。
電子書籍、特に読み放題サービスに興味がある。
でもどんなストアがあるんだろう?
サービスにはどんな違いがあるんだろう?
そのような方の参考になればと記事にしました。迷っている方は是非とも参考にしていただければ嬉しく思います!
電子書籍読み放題サービス決め手
電子書籍の読み放題サービスを選ぶ時、初めてだとたくさんあり過ぎてどこを選べば良いのかまったくわかりません。
でも、自分の目的が明確ならば、おのずと自分に合ったサービスは決まります。まずはメインの読み放題サービスのジャンルから判断するのが良いでしょう。おおまかに分類すると読み放題サービスは3ジャンルに分類できます。
それぞれのサービスに特化したサイトもありますし、全てを総合的に網羅したサイトもあります。まずは自分が一番何を求めているかで、考えていきましょう。的が絞れたらそこから細かく判断材料を比較検討します。
判断するための材料は様々あります。
今回の記事では『小説・実用書』と『雑誌』を主力とした読み放題サービスを比較します!
小説・実用書読み放題サービス
小説の読み放題サービスで主なものは『Prime Reading』『Kindle Unlimited』『ブックパス』『Book Walker』です。
PrimeReading | KindleUnlimited | ブックパス | BookWalker | |
利用料金 | ¥500/月 ¥4,900/年 | ¥980/月 | ¥618/月:総合コース ¥418/月:マガジンコース | ¥836/月 ¥840/月(Apple、GooglePay決済) |
書籍数 | 1,2000誌以上 | 非公表 200万冊〜 | 雑誌300誌 書籍(漫画含)3,000以上 | ライトノベル8,000〜 文庫2,000〜 |
お試し | 30日無料 | 30日無料 | 30日無料 | 1ヶ月(月により変動) |
付加サービス | ・Amazon配送特典 ・動画見放題 ・その他Prime会員特典の利用 | ・電子書籍購入で ポンタポイント ・購入に使えるクーポンあり | ・電子書籍購入で 1〜8%分のコイン で還元 |
Prime Reading
小説を中心というよりは雑誌や漫画を含めて軽めに広く利用したい方。動画サービスも追加料金なしなので総合エンターテイメントとしての利用を考えている方にはとても向いているサービスです
こちらは電子書籍の読み放題サービスというよりは、Amazonのプライム会員登録で受けられるサービスのひとつとして考えた方が良いです。Amazonのプライム会員登録が必要です。
というのも、漫画や雑誌を含めて登録された書籍は少なくは無いのですが、小説や実用書が目的のひとにとっては物足りないと感じらる品揃えです。
ですが、Amazonプライム会員として月¥500で受けられるさまざまな特典を考えればとてもリーズナブルであるといえます。
読み放題の登録をされている本が変更されることがあり、読めなくなってしまうことがあるのはデメリットです。
Kindle Unlimitedのシステムを利用しており、Kindle Unlimitedのお試しとも位置付けられます。Amazonで紙の本を購入する方にとっては、目的の本が登録されていれば、読み放題でなくとも「試し読み」機能があるので役に立ちますね。
Kindle Unlimited
漫画や雑誌でなく、小説、実用書、ビジネス書などをヘビーに利用したい方向け。
200万冊以上の書籍が読み放題とされているKindle Unlimitedは読み放題サービスとしては他のサービスを圧倒しています。
手持ちのPC、タブレット、スマホまたは専用端末で利用できます。専用のkindle端末は読書をすることに特化した機能が充実しています。また、着信やお知らせなどで集中を妨げられずに本に集中したい場合はおススメです。
最大20冊の本を端末にダウンロードして利用します。図書館から20冊の本を借りるイメージですね。20冊を超えて利用する場合は「本の利用を終了」して返却しなければなりません。
返却しても履歴は残ります。「コレクション」機能を使って読んだ本を整理しておけば再利用の時に便利です。フォルダを作ってファイル保存をするイメージ。配信期間中であればいつでも再ダウンロードは可能です。
デメリットとしては漫画は1巻〜数巻で完結していなかったり、慣れないと本の検索がしづらいことです。また新しい本や人気の本などは購入しないと読めません。
ただ月額¥980でこれだけのボリュームが読み放題なのはとても魅力。小説、実用書、ビジネス書、洋書をはじめ、幅広い品揃えは圧倒的です。¥980ではハードカバーはまず1冊買えないことを考えれば元はすぐにとれます。
小説目的で登録した私ですが、本屋さんでは手に取らなかった雑誌などもチラ見するようになり目移りが多く困っています^^;
限りない欲望♫をくちずさみながらタブレットと向き合う日々です
時間がいくらあっても足りなく感じてしまうのはデメリットなのかもしれませんね。
ブックパス
主に利用したいのは雑誌で、気になる小説や実用書があれば利用するという方。単品購入もする方でポンタポイントを利用する方は割引クーポンも利用できます!
ブックパスはau(KDDI)が運営する電子書籍ストアです。auユーザーはもちろんですが、auユーザー以外もauIDに登録すると利用が可能です。
取扱いジャンルは小説、実用書、ビシネス書、ライトノベル、雑誌、漫画等幅広く読むことができます。読み放題ではなく購入の場合にポンタポイントも利用できるので、auユーザーは利点がありますね。
雑誌だけを対象とした読み放題の「マガジンコース」は月額¥418円で300誌が読み放題と満足できますね。雑誌だけでなく総合的なジャンルの本が読める「総合コース」は月額¥618とKindleUnlimitedの1/3です。
読み放題対象の書籍数は全ジャンルあわせて3,000 となっていますが、小説だけを検索してみると扱い数は少なく感じます。また、読み放題のなかに「一部読み放題」とされる作品が混ざっているのは悪い評判の原因ともなっているようです。
小説などが目的だとメリットはないかなぁ
読みたい本については個人の好みがありますので、無料のお試しに登録してみて品揃えが自分の好みに合うかどうかで、マガジンコースにするか総合コースにするかを決めるのが良いかもしれませんね。
BOOK☆WALKER
一般小説よりもラノベなど娯楽小説を主に楽しみたい方向け。KADOKAWAファンにも。
BOOK☆WALKERはKADOKAWA出版が運営する電子書籍ストアです。
98万冊の配信の内、読み放題の対象はライトノベル・小説が10,000冊以上、単行本20,000冊以上、漫画が70誌となっています。利用にはアカウントの登録が必要です。
ただし、読み放題のコースは「漫画・雑誌」と「文庫・ライトノベル」の2コースに分かれており、総合的に楽しみたい方にとってはどちらのコースにも加入が必要です。
小説の品揃えについてはKADOKAWA出版の小説はもちろんすべて読めますが、一般小説よりはライトノベルに重点を置いており、運営元のイメージと重なりますね。
購入する方にとってはポイント(コイン)がついたりキャンペーンセールや還元率が高かったりと利点は多いです。
ラノベが好きな若い世代むけですかね
雑誌読み放題サービス
上記4つのサービスでも雑誌の読み放題サービスはありますが、雑誌だけでいい、もしくはできるだけ多くの雑誌が読みたいという場合は雑誌に特化した読み放題サービスがあります。
特に配信される雑誌の数やサービスを考えると「dマガジン」か「楽天マガジン」を選べば間違いがないでしょう。
dマガジン | 楽天マガジン | |
利用料金 | ¥440/ 月 | ¥418/月 ¥3,960/年 |
配信雑誌数 | 900誌以上 | 900誌以上 |
お試し | 最大31日間無料お試し | 31日間無料お試し |
付加サービス | dポイント付与 (条件あり) | 楽天ポイント |
dマガジン
とにかくあらゆる雑誌をコスパ良く楽しみたい方向け。登録前に自分の読みたい雑誌の取り扱いがあるか確認しましょう!
NTTドコモが運営する電子書籍ストアです。書籍購入もできます。ドコモユーザー以外も利用は可能です。ただし読み放題サービス利用にはdマガジンの会員登録が必要。
利用方法はブラウザ、アプリどちらでも利用が可能です。雑誌のダウンロードは1ページ約1MBが必要なのでWi-Fi環境でない時には通信量がかさみます。Wi-Fi環境下のみでダウンロードをする設定ができるので、利用すると良いでしょう。
無料のお試し期間は日割設定ではありません。月途中の登録でも末日で無料期間が終了します。有効に使うためには月初での無料登録がお得です!
楽天マガジン
とにかく雑誌で多くの情報を得たい方。楽天会員の方向け。取り扱いコンテンツはdマガジンとほぼ同じですがどちらかでしか扱っていない雑誌もあるので事前に確認を!
名前の通り楽天が運営する電子書籍ストアです。雑誌だけの読み放題を利用希望で楽天のユーザーであれば選択はこちらの一択で間違い無いです。
楽天ポイントサービスを利用し、さらに年契約をすればかなりリーズナブルですね。年契約ですと1ヶ月¥330換算です。楽天のヘビーユーザーならポイントだけで充分まかなえるのでは?
dマガジン同様に、ブラウザ、アプリ、ダウンロードが可能です。ダウンロードして雑誌を読めばオフラインでも雑誌が読めます。ただダウンロードするということはデバイスの容量を使うことになります。特に雑誌は写真を多く使いますので容量は大きくなります。スマホの容量を確認しつつダウンロードする雑誌を選ぶ必要がありますね。
どのストアを利用しても言えることですが、配信される書籍には配信期間があります。
特に雑誌はサイクルが早いので注意していないと読まないうちに配信が終了してしまうことがありますよ(泣)
動画サービスも楽しめる複合型
Amazonプライムも複合型ですが、その他にも注目すべき複合型のサービスがあります。『FODプレミアム』と『U-NEXT』です。
FODプレミアム | U-NEXT | |
利用料金 | ¥976/月 | ¥2,189/月 |
読み放題サービス | 雑誌160誌以上 | 雑誌114誌以上 オリジナル小説 |
配信書籍 | 雑誌・漫画・写真集・小説など | 雑誌・漫画・小説・写真集など |
お試し | 2週間 | 31日間 |
特典等 | ポイント還元 (動画サービス・書籍購入時) 商品券抽選等 | 毎月1200円分のポイントが 自動で付与 |
FODプレミアム
FODはフジテレビオンデマンドの略。フジテレビが提供する動画配信サービスです。有料の動画配信サービスである『FODプレミアム会員』に登録すると、「雑誌の読み放題サービス」が利用できます。漫画、小説などの電子書籍は購入のみで読み放題サービスはありませんが、特典として付与されるポイントを利用することができます。
雑誌は160誌以上と多いわけではありません。ですが、読みたい雑誌が配信されていれば冊数は多い必要は無いはず。動画配信はフジテレビ系列の過去、現在、CSが中心です。フジテレビ作品のファンの方で雑誌も読みたい方ははアマゾンプライムよりも魅力的かもしれないですね。
U-NEXT
動画サービスとしてU-NEXTの名前を知っている方は多いかと思いますが、2019年から同一アプリ内でで電子書籍のサービスも始まり総合型のエンターテイメントサイトとして注目度は高まっています!
読み放題は雑誌が114誌以上と、誉田哲也氏・町田康氏を始めとしたオリジナル小説が20冊あります。また無料の書籍が50冊あります。こちらは不定期に入れ替わるようです。
小説の読み放題を目的にするには少なすぎますが、雑誌に関してはヘビーユーザーでない限りはこれで充分ではないでしょうか。電子書籍のサービスはまだ始まったばかりなので今後の充実が期待されます。
ただ電子書籍の配信数は60万以上あり、他のストアと遜色ありません。また使ってみた感じで電子書籍紹介ページは細かくテーマを分けて紹介されていてとても使い心地が良いです。Kindleよりも見やすく選びやすいなと感じます。
うまく読書欲を掻き立てるように作ってるなぁ
月の利用料が¥2,189と他と比べて高いU-NEXTですが、毎月付与される1,200分のポイントを使えば実質¥989と考えることもできます。また、このポイントはサイト内での本の購入などに使えるのはもちろんなのですが、驚くべき利用法があります!
なんとこのポイントはTOHO CINEMAやEAON CINEMAを始めとした各映画館での映画鑑賞券への利用も出来るのです!
自社サイトや自社サービス外で利用できるって画期的じゃない?
ということは、¥2,189で動画と雑誌が見放題のうえ毎月¥1,200引きで新作ロードショーも鑑賞可能なのです。これで今後書籍の読み放題サービスが始まるようならAmazonとの争いは必至ですよね。
まとめ
漫画以外の読み放題サービスの主力をまとめました。
どのサービスが合うかは実際に使ってみるのが一番です!幸いどこも無料のトライアル期間がありますので、百聞は一見にしかずです。いちどトライアルをしてみてください。
一度使い始めるとはっきりいってやめられません!
判断材料としては
- 小説、実用書など…………..ダントツでKindleUnlimited
- 雑誌オンリー………………….dマガジンか楽天マガジン
- 雑誌をメインに総合的に…………..自分の携帯のキャリアに合わせるのがポイントも活用できる
- 雑誌と動画サービスなら…………..FODプレミアムかU-NEXT
自分に合うものを見つけて充実したプライベートを過ごしませんか!!
※本記事の情報は2022年4月時点のものです。最新の情報は各サイトでご確認をお願いします!
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