【犬の本】オススメ18選!飼ってる人も飼ってた人も飼いたい人にも

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なんだか犬の本が読みたい!

そんな気分で犬関連の小説を探したことがありました。

現在猫ブームが続いていますが、実は犬が飼ってみたい。そういう方は少なくないのでは?

でも犬は敷居が高いんだよなぁ。

住宅事情や住まい環境。毎日の散歩などの手間。

都市部だとなおさら条件はきびしくなります。

叶わない犬との暮らしは本でまかないませんか?

犬にまつわる本は、写真集や漫画などを含めて数えきれないほど出版されています。

そのなかでも「読み物」として読み応えのあるものを18冊厳選しました。

実際に飼っている人や飼ったことがある人ならいっそう共感できる本ばかりです。

オクチャン
オクチャン

ちなみに筆者は実際に犬と暮らしている本好きで、犬関連にはあっという間に感情移入してしまう単純野郎です

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犬にまつわる小説・エッセイ18選

Wonderful Story

著者:伊坂幸犬郎
犬崎梢
木下半犬
横関犬
貫井ドッグ郎

出版社:PHP研究所

人気作家5人による小説集。犬にまつわるアンソロジーならぬ“ワンソロジー”
伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」
犬崎梢「海に吠える」
木下半犬「バター好きのヘミングウェイ」
横関犬「パピーウォーカー」
貫井ドッグ郎「犬は見ている」

昔話をモチーフにしたもの、保護犬、盲導犬など個性豊かな犬たちの物語。サクッと読めて楽しめる本です。

短編集は新しい作家さんとの出会いのきっかけにもなりますよね。

基本が「アンソロジーに当たりなし」派です。
テイスト違う短編を次々読むと、本を読んでる感覚ではなく雑誌めくってる感覚になるが故です。
…が、本書は全編軽快感があり、大きくズレた雰囲気の相違なく楽しめました。
何気に「解説」の、原稿依頼時の各作者さんとの数行エピソードが興味深く微笑ましい。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「アンソロージーにしては楽しめました」ちゃむ

デューク

著者:江國香織

2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞。
2004年『号泣する準備はできていた』直木賞など著書多数。

出版社:講談社

72ページという短い中に、悲しみ、愛、優しさが凝縮された大人の絵本。
山本容子さんの銅版画が文字以上に多くを語ります。


愛犬を亡くし悲しみに暮れる「私」の前に現れた少年との奇跡。
春先の暖かなで日はなく、寒さも厳しく空気が引き締まった冬に読みたい。
心の中から温まりたい時に。そんな本です。

愛犬を亡くした時に買い、家族に贈りました。
私ももちろん読みました。全員で号泣しました。
なかなか愛犬の死を受け入れられずにいる方、素直に泣けずに我慢している方、ぜひ手にとって読んで欲しい作品です。

引用元:Amazonカスタマーレビュー:「すべての犬好きの方に」kenny

さくら

著者:西加奈子

2014年『サラバ!』で直木賞
『さくら』『きいろいゾウ』『漁港の肉子ちゃん』が映画化、アニメ化される。

出版社:小学館

犬が主人公の話ではありません。犬にだけ期待をすると肩透かしされてしまうかも。

個性の立つ5人家族の物語。
一家に加わった雑種犬。出会った時に尻尾に桜の花びらをつけていたことから「さくら」と名付けられた。家族に起こる日常的なこと、運命的なこと、悲劇的なこと。
すべてを見守る老犬のさくら。
動物愛、人間愛の物語です。

Audibleで聴き放題の対象本になっています。(2023年3月時点)

Audible無料体験はこちら

もし20歳で読んでいたら、もっと感動していたかもな本です。犬の話として期待するとちょっと外れるかも。甘酸っぱくて切ない兄と弟と妹の物語。性教育?な部分も多い。感受性豊かな若い人にはお勧めします。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「若い人向け」Amazonカスタマー

パーフェクトブルー

著者:宮部みゆき

ミステリー、時代小説、SF、ファンタジー、ライトノベルまで現代屈指のストーリーテラー

出版社:東京創元社

高校野球のスーパースターが全身にガソリンをかけられ焼死するというショッキングな始まり。
探偵事務所で働く元警察犬の「マサ」が事件解決に向かう。マサの目線からの犬語り小説。

宮部みゆきの長編デビュー作。初期の作品だけに時代も感じますし、少し粗さも見えますが、その後の大活躍を十分に予感させる作品。

2010年、2012年にドラマ化。

宮部さんのデビュー作品です(^-^*)/
再読でしたが、すっかり内容は忘れていて楽しめました。
そして今作は31年前の作品にも関わらず、ほとんど時代的な古さやクオリティの劣化を感じる事なく普通に楽しく読めた点が、とても素晴らしく感じました!

31年前のミステリー界は斬新なトリックを扱った作風が主流で、人間がきちんと描かれてなかったり、人の死が記号に感じる部分もありましたが、
今作ではトリックに頼る事なく、人が交わる面白さをきちんと表現し、今では当たり前のように使われている社会的なテーマを上手く組み込み、二転三転する事件を抜群に面白く構成していました。

31年前のデビュー作とは思えない色褪せない面白さと宮部さんの力量に、心底脱帽させられました!

引用元:Amazonカスタマーレビュー「31年前のデビュー作とは思えない……..」LUNAVE

ソウルメイト

著者:馳星周

ノワール小説、ピカレスク小説といった暗黒街や裏社会を扱った小説の旗手。
日本推理作家協会賞、大藪春彦賞ほか。
たびたび直木賞候補となるが、2020年に受賞した作品は意外にも犬を扱った「少年と犬」

出版社:集英社

それまでの馳星周作品からのイメージとはかけ離れた直木賞受賞作「少年と犬」。
その礎となったであろう作品が『ソウルメイト』に間違い無いでしょう。


「バーニーズマウンテンドッグ」「柴」「チワワ」「ボルゾイ」「ウェルシュ・コーギー・ペングローブ」「ジャーマンシェパード」「シャックラッセルテリア」の7犬種の物語。

自身の愛犬との暮らしと絆を窺わせる、愛犬家必読の書。本来あるべき犬と人間の信頼関係、パートナーシップを深く感じさせてくれます。

犬と暮らすこと、そして避けられぬ別れを体験すること、その辛さが石に刻まれているほど強く記憶されているにもかかわらず、また犬と暮らす道を選ぶ。犬と真剣に暮らした方は、表現は違えど、同じような体験をしていると思います。そんな犬を愛する人が読むと、自らの体験がフラッシュバックして、涙無しには読めない作品が本作だと思います。〜後半略

引用元:Amazonカスタマーレビュー「素晴らしい作品ですね」中年A

関連書籍:(「少年と犬」はAudibleで聴き放題対象本)

スピンク日記

著者:町田康

彼がミュージシャンとして世に出たバンドの名前が『INU』だったのは必然だったのか。

2000年『きれぎれ』で芥川賞。萩原朔太郎賞、川端康成賞他。

出版社:講談社

小説ではなくエッセイです。
プードルの「スピンク」から見た、作家である主人の観察日記。町田節が全編で炸裂します。

ちなみに50代・60代のロックファンにはある程度知られている作者のバンド『INU』は、日本のパンク創成期の名バンドです。

とにかく、犬好きなら「わかる、わかる」が満載です!
電車の中などで、読んでいると、笑いをこらえるのに必死でした

引用元:Amazonカスタマーレビュー「笑いすぎて」ぼんちゃん2号

関連書籍

優しい死神の飼い方

著者:知念実希人

現役医師として、「病棟シリーズ」「祈りのカルテシリーズ」ほか医療系、ファンタジー系の著作多数。
近年は本屋大賞ノミネートの常連作家。

出版社:光文社

ゴールデンレトリーバーに憑依した死神が、現世に未練を残して死を間近にする人々に手を差し伸べる。小説ジャンルとして、一定のカテゴリーを築いている「死神」。特出した展開とは言えないものの、犬の姿を借りていることでホッとする読後感。

どちらかと言えば若者むけのファンタジー小説です。短編の形になっています。

Audibleで聴き放題対象です。

現役医師でもあり作家でもある知念さんによる医療1割、ファンタジー9割ぐらいの作品。1年ぐらい前に読んだ同じく知念さん作の「ムゲンのi」にも通じる展開もあり、楽しく読み進める事が出来た。個人的には「ムゲンのi」よりも好きな作品。「ありがとう またね レオ」というラスト付近の菜穂のセリフにこの作品の優しさが全て集約されているように感じて心地好く読了する事が出来ました。色んな人に読んで欲しい良作です。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「心地よい良作です」みそ汁黄人

INU COMMUNICATION

著者:後藤正文

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのG/Vo担当ミュージシャンでありコラムニスト。

朝日新聞で、時にユーモラスに、ミュージシャン目線で、芯のあるコラムを連載中。

人気バンドASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカリスト後藤正文のエッセイ集。
あることがきっかけで犬が苦手になってしまった後藤。犬との関係を改善すべくさまざまな犬とふれあいの旅をする。

WEB版ぴあの連載をまとめた写真&エッセイ。21のわんこと旅。

Kindle Unlimited読み放題対象

まず文章。面白いし上手いです。ただし本業作家さんの表現とは(あきらかに)違うと思える新鮮さも込みで。可愛い犬の写真も満載。プロのトレーナーさんのワンポイント・アドバイスもあるし(今日のワンコ)的な紹介ページもあり、犬の種類も多岐。ゴッチさん好き・犬好き・読み物好き、多方面から楽しめる本。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「いろいろ楽しい」chisa

カヌー犬 ガク

著者:野田知佑

カヌーイストにしてエッセイスト・ノンフィクション作家。
アウトドア雑誌BE-PAL等で連載も2022年3月永眠。

カヌーイストであり、日本アウトドア界のオピニオンリーダーである著者。
野田氏は飼い犬ガクと、アラスカユーコンを筆頭に世界中の川を下る旅をした。「カヌー犬」とは作家椎名誠による造語であり、そのような概念が世間的に認知されているわけではない。

愛犬との出会いから死まで13年の記録。

シンプルでナチュラルな生活のなかで、人間と犬はここまで信頼関係を築くことができるのか。こんなに分かり合えることができるのか。

これは決してガクが飛び抜けて頭のいい犬だったからでも野田氏が優れたドッグトレーナーだったのでも無いと考えます。主従関係とは少し異なる共生関係。本来犬と人間が築けるであろう関係に尊敬と羨望を抱きます。

犬はいつの時代も人間を勇気づけてくれると思いました。
それにしても犬と人との関係がココまでなれるなんて。
ガクに出会えた野田さんが羨ましいです!

引用元:Amazonカスタマーレビュー「犬ってやっぱりいい」アラカルト容子

関連書籍

盲導犬の子犬と暮らした358日

著者:山口花

出版社:KADOKAWA

犬好きの方はご存知でしょうが、パピーウォーカーとは盲導犬候補の犬を2か月齢から1歳ごろまで預かり、人と家庭の中で生活することに慣れさせるボランティアです。

そんなパピーウォーカーにライターである著者がチャレンジした一年を、豊富な写真とかわいらしいイラストで綴った写真日記風の本です。

家族に加わった日のかわいいラブラドールの姿。一年たって盲導犬訓練所へ送り出す姿。子犬の一年てこんなに成長するものなの?驚きと感動と涙の記録です。

期間が区切られているからこその濃密な関係。こんな犬との関わりもいいですね。

Kindle Unlimited 読み放題対象

笑いありちょっぴり涙ありで楽しく拝読させていただきました。
盲導犬について知識としては知っていましたが、この本を読んで職業犬として厳しく制限されているものだと誤解していたことが
盲導犬も私たちが飼っている愛犬となんら変わりなくたくさんの愛情をもって接してもらってることを知り安心しました。
パピー時代のヤンくん。ラブラドロールを飼っているいる人は必見!ラブラドールあるある!がてんこ盛りでした。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

さいごの毛布

著者:近藤史恵

2008年大藪春彦賞など
ミステリーが主だが、恋愛小説やスポーツ小説も。

出版社:KADOKAWA

“老犬ホーム”で働く主人公。ホームではさまざまな事件が起こり……..
老犬ホームにたどりつく犬たち、飼い主たちの事情や背景。著者得意のミステリー要素もあり。

筆者(この記事の)も老犬と暮らしています。また年老いた親もいます。なんだかんだ人間も犬も老い方は同じだし、老後のトラブルも同じようなことばかり。人間も動物も全うする生に差はありません。

不思議な老犬ホーム、不器用な人々。犬との触れ合いの中に少し重い人間関係の物語が進んでいきます。そしてクリスマスに向かって解きほぐされていく心温まる小説でした。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「クリスマスの読書にいいかもしれません」めだま084

きみを忘れない 介助犬ロッキーの物語

著者:藤原嗣治

フォトジャーナリスト
「アサヒグラフ」「週刊文春」「女性セブン」「サライ」など

出版社:ディスカバー21

日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」でも放送されたのでご覧になった方も多いかもしれません。

筋ジストロフィーを患い21歳の若さで旅立ってしまった飼い主と介助犬ロッキーとの絆をフォトジャーナリストである著者が綴った闘病記録。とその後のロッキーの様子。

ハチ公に代表されるように犬の飼い主への忠誠心は想像を大きく超えるもの。犬にとって飼い主の状態はなにも問題ではないのです。添えられたロッキーの写真はあまりに切ない。

Kindle Unlimited読み放題対象

精一杯生きてる犬の気持ちがよくわかる本でした
感動しました きみを忘れない介助犬ロッキーの物語

引用元:Amazonカスタマーレビュー

南アルプス山岳救助隊K9 レスキュードックストーリーズ

著者:樋口明雄

冒険小説、山岳小説、SF、ライトノベルなど作品の幅は広い
日本冒険小説協会大賞
大藪春彦賞など

出版社:山と渓谷社

著者の人気シリーズ『南アルプス山岳救助隊K-9』シリーズの一冊。ミステリーあり、ホラーじたてありの12話の短編集。シリーズを読んでいない読者でも楽しめます。山好き、犬好きにはもちろんですが、知らない方でも山や救助犬を理解が深まります。

シリーズ中『レスキュードックストーリーズ』だけKindle Unlimited読み放題対象になっています。

ボーダーコリーを飼っている愛犬家としては、ボーダーコリーが活躍している場面は心弾ませながら読むことができます。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「このシリーズを読んでいる人は、これも読んだ方がいい」

著者のその他おすすめ作品

その犬の名を誰も知らない

著者:嘉悦洋
監修:北村泰一

出版社:小学館集英社プロダクション

新聞記者出身の著者と第3次南極越冬隊参加者の2人によって、タロジロ物語で有名な置き去りにされてしまった樺太犬たちの真実に迫る著書。

図書館司書さんから紹介された本
読む前からネタバレがあったが
それでも最後まで感動して泣ける物語
仕事を持っている犬と共に生きている人や本当に犬が好きな人は読んで欲しい一書です。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「誰もが知ってる奇跡のワケ」tocshii

富士丸な日々

著者:穴澤賢

出版社:KKベストセラーズ

著者が2005年〜2009年に愛犬富士丸との暮らしを綴ったブログをまとめたもの。当時のペットブログランキング1位。ハスキーとコリーのミックス犬「富士丸」と「父ちゃん」の温かくも楽しい日々。著者の富士丸への深い愛情が眩しい。

ブログも読んでいたのですが、富士丸君&父ちゃんの大ファンで本が出たと同時に即購入しました。
先日の富士丸君のまさかの急逝で悲しみに暮れ、再びこの本を読んでいます。
やはりこの頃の富士丸は若かったなぁ〜と懐かしく、笑ったり、時には涙したり。
この本は読んでいるだけで気持ちが温かくなる一冊です。
父ちゃんの富士丸君に対する愛情たっぷりの文章も大好きです。
ぜひみなさんにもオススメします!!

引用元:Amazonカスタマーレビュー「おススメです!!」あゆりん

著者のその他おすすめ
写真多めなので電子版はタブレット利用をおすすめします

白い犬とワルツを

著者:テリー・ケイ

米国ショージア州出身、著書がベストセラー
ミステリー著書多数

妻の死後に現れた白い犬。これは犬の物語ではなく深く人を愛するひとりの老人の物語。その時あなたの前にも白い犬は現れるだろうか。

歳を重ねるということ、命が終えるということの切なさ。この二つについて、深く考えさせられる。しかし、それは重苦しい読後感ではなく、人間の自然の摂理を全うしたことの深い重みが私たちにある種の達成感を感じさせてくれる。そこに白い犬の存在が貴重に関わり、強く心に残ります

引用元:Amazonカスタマーレビュー「歳の重ね方、命の終え方の尊さと美しさ」栞

ティンブクトゥ

著者:ポールオースター

出版社:新潮社

ティンブクトゥとは西アフリカのマリにある地名。サハラ砂漠の南端に位置し、14世紀には金で栄えた黄金郷である。18世紀以降はヨーロッパ人が好奇と憧れをもってその地を目指すが、ヨーロッパとはあまりに遠くあまりに違う土地だった。

ティンブクトゥが「想像しうる最も遠い場所」「世界の果て」といった意味をも持つようになったのはヨーロッパ人にとっては理想郷で終わったことに由来するのかもしれない。

ヒッピー崩れの詩人と放浪の旅を続ける犬のミスター・ボーンズ。この小説はミスターボーンズの視点で語られます。果たして彼の目指す理想郷とは?

ミスターボーンズの愛の深さや、純真さ、そういったところに心うたれます。汚くても、粗雑でも、ウィリーと一緒にいたいという気持ちに胸うたれます。そういう物語を、オースター流の不思議満載のストーリーで読者を最後まで引っ張っていく、ほんとうにいい作品です。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「救いにもさまざまな形がある」nebu-nebu

ウォッチャーズ

著者:ディーン・クーンツ

米国のベストセラー作家。SF 、ミステリー、サスペンスをはじめ多作の小説家。S•キングと並ぶアメリカのストーリーテラー

出版社:文春文庫

孤独な中年男トラヴィスが森で出会ったゴールデンリトリバーは、どこか深い知性を感じさせる犬で、“アインシュタイン”と名づけ共に暮らし始めるのだが……..

犬と暮らしたことのある方は感じたことがあると思いますが、犬は人間には想像のつかない不思議な感覚をもっています。人間の五感とは異なる感覚。彼らは確信を持って人間にはできない行動をします。

“アインシュタイン”のような犬はどこかに存在する。小説の話でしょ?とは言えない共感。読後はそんな感覚を抱かせる小説です。

前半略〜
二十年以上思い続けていられたほどアインシュタインが魅力的です。
犬は人のともだちとよく言われますが愛玩としてではなく高い知能を持つ知的生命体とコミュニケーションする事は人間の悲願だと思います。
最近何十年ぶりに読み直しました。多少のご都合主義はありますがそれを上回る魅力がありました。展開が速いので一気に読了出来ます。一人でも多くアインシュタインの魅力に気づいて欲しいと思います。

引用元:Amazonカスタマーレビュー「主人公は犬」購入者

まとめ

犬は人間の良き相棒である。

それは歴史が示しています。

「忠犬ハチ公」「名犬ラッシー」日本も海外も変わりなく。

犬にまつわる本は著者の犬への絶対的愛情が感じられます。

自分ではできない表現や文脈に出会い、「そうそう」「わかるわかる」「やっぱり?」

そんな共有をしたくて犬の本を読みます。

あー犬の本読みたい、そんな気分になっていただければ嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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