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老犬の困り事情にトイレの失敗は多いですよね?
老化現象なのでしかたのないことではあります。
だからと言って何もしないわけにはいきません。病気が隠れている場合もありますし。
そんな老犬のトイレ事情と、我が家の老犬16歳の例、役立ちアイテムなどを記事にしました。
家庭の事情でそれぞれの対策が必要ですよね?ウチはこんな感じです。
トイレの失敗の原因は?
老犬のトイレ失敗の原因は身体的機能の衰えです。
膀胱筋が衰えて我慢ができなくなってきます。
- トイレまで間に合わない
- トイレシートからはみ出す
- トイレ以外でする
ま、人間と一緒ですね
ただ、体の衰えばかりではなく、腎臓や膀胱の病気などの原因もあるため、犬の状態によってはお医者さんに診せた方がいいでしょう。
また、認知症や分離不安などのメンタルが作用していることもあるようです。
いずれにしても老化現象には違いないので、じっくり付き合っていくしかないですよね?
犬に合わせていくしかないよね
トイレ失敗の対策
対策としては、室内でする犬と外でしかしない犬とでは違いがあります。
室内でする犬なら
トイレにたどり着くまでの障害はないか?1ヶ所しかなかったらもう1ヶ所トイレを設置する。よく外すようになったら大きめのものに変える。段差のないマットに変える。など様子を観察して犬に合った方法を探ってみましょう。
外でしかしない犬の場合
1日2回の散歩の時だけ外で排泄する習慣の犬は多いようです。ただ回数を増やすとはいっても1日に何度も散歩に出かけるのは大変です。
そうなると室内でできるようになるのが犬にも飼い主にも有効な手段です。悪天候の時にはそれまでも頭によぎったことがありますよね?
とはいっても、それまで外でしかしなかった犬がいきなり家でするようになるにはトレーニングが必要ですし、飼い主の根気も必要です。
老犬のトイレトレーニング
トイレの失敗を「粗相」と言いまね。なんだかネガティブなイメージ。老犬のトイレの失敗はもう仕方のないこと。
トイレ関連のしつけは「叱る」「怒る」は厳禁です
なぜなら、叱ったり怒ったりすると犬は失敗を隠すようになります。見つからないところでするようになったり、無理に我慢をして病気を引き起こす恐れもあります。
失敗しても感情を出さずに淡々と片付けましょう。
年齢にあわせてしやすい環境を作ってあげるのも飼い主の役目です。
元々室内でする犬の場合は筋力の衰えで踏ん張れなくなっているのも一因です。うまく排泄の体勢がとれないなと思ったら、支えてあげるなどの手助けが必要です。また、介護用のハーネスやアシストベストなども揃える必要があるかもしれません。
大変なのは、外でしかしない習慣の犬の室内への移行です。
それまで外でしかしなかった犬に、室内でしてもいいよと認識させるのはかなり大変です。老犬でもトレーニングはできるとも聞きますが、あまり固執しても犬も飼い主もストレスなので、出来るようになればラッキーくらいの感覚でいいのかなと思います。
役立つのはトイレシーツ
それまで外オンリーの飼い主には馴染みがないと思いますが、トイレシーツを使うのは有効です。外でする時にシーツを使って匂いをつけ、活用します。
初めから室内でなくとも良いです。トイレスポットではない近所とか、玄関先、庭、ベランダなどで出来るようになるだけでも犬も飼い主も助かりますよね?
また、筋力の衰えで排泄の体勢が取れなくなっているようならこちらもアシストベストや介護用ハーネスが役立ちます。
メスのわんこですと、おしっこの時にそれまで以上に腰が落ちてしまい、お尻や足を濡らしてしまうようにもなるので帰ったら足以外もよく拭く必要が出てきます。
あとは少しづつオムツのトレーニングを始めるのが良いでしょう。
やっぱり初めは犬もオムツには違和感を感じますしね
犬も排泄に対しては何らかの感覚を持っていると思うのです。外でする習慣がそもそもそれを意味しているのではないですかね。してはいけない場所があるのは認識していると思うのです。なので、犬だって失敗した時はバツが悪い気持ちになっているはずです。
だからこそ人間が犬にあわせてサポートしていくのが大切なのかなと思います!
我が家の対策と役立ちアイテム
我が家の老犬のトイレ対策で役に立ったのは「ジョイントカーペット」です。
これは元々はトイレ対策用に買ったわけではありません。
足腰が弱ってきてフローリングで立っていると足が開いていくようになったのを見て、ジョイントカーペットを敷きました。それがトイレの失敗でも役に立っています。
部分的に洗えるのでとても衛生的!
我が家の犬は中型の♀。16歳。土や草のあるところでしかトイレはしません。しつけてそうなったわけではなく、子犬の頃からそうでした。庭でもしませんでした。
家の近所にはトイレスポットが主に2ヶ所あるのですが、そこにたどり着くまでに我慢できないことが増えてきました。若い頃はアスファルトの上ではしなかったのですが、歩いている途中にやにわに始めることがたびたび見られるようになりました。
稀に家の中でうんちをしてしまうことがありました。我慢できなくなってきたのですね。
そんな時にジョイントカーペットなら部分的に洗えばすむので簡単です!
その頃にトイレの回数を増やしました。
対策としては庭での用足しのトレーニングです。
それまでは朝、夕の2回散歩でのトイレでした。まずは夕方の散歩の時にトイレスポットではなく庭でさせるようにしました。それまでも大雨の時は庭でしないかとチャレンジしたことはあったのですが、出来るようにはなりませんでした。
しかし、歳をとって我慢できなくなったこともあるのか、庭での排泄に成功しました。でも簡単ではなかったです。始めた頃は何分庭にいてもしないので、結局いつものトイレスポットまで行く、の繰り返しでした。
ところがある時がまんの限界だったのでしょう。おしっこをしました。一度するようになると、匂いがつくためでしょう。その後はすんなりとするようになりました。庭でできるようになったので、夜寝る前にもういちど庭に出して、1日3回のトイレタイムになりました。
寝る前にさせるようになったら、早朝に起こされることがなくなったよ
そうなんです、たまに我慢の限界が来て、朝の4時台とかに部屋をウロウロすることがあったのですがそれがなくなりました!
おしっこは1日3回になって家での失敗はなくなりました。ただうんちはたまにあります。便意はどうも我慢できないみたいで、散歩でしてても、あれ?という時間に部屋でしちゃったりなどがあります。
おしっこより始末は楽だから、まあしょうがないかな。カーペットがいい仕事してるし
足腰の衰えで踏ん張りが効かなくなって、散歩中も全部出し切れないのかなぁとも感じています。以前よりも量も少ないですし。
とりあえず現状はここまでです。ただ、そろそろ時間を決めてオムツに慣れさせることも始めようかなと思っています。家の中でのトイレは無理にそこまでとは考えていません。
足腰といえば、我が家はキッチンとリビングが2階にあるので主な生活圏は2階です。犬も階段の上り下りが大変そうになってきましたが、自分でできるうちは手助けしないよう心がけています。散歩の量が減ってきたのでそれも足腰の訓練になるので。
さて、まだまだ我が家の老犬との向き合いはこの程度で済んでいます。
これから段々と動けなくなってトイレ以外にもさまざまな介護が必要になってくるのかもしれません。犬と暮らし始めた頃には頭ではわかっていても具体的に想像するのは難しかったこと。
もう何年もないでしょう。だからこそ犬が気持ち良く過ごせるには何がいいのかを考えていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!