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電子書籍を利用していますか?やはり紙の本がいいですか?
本はいいですよね。紙の匂いとか。手触りの良い紙質の表紙とか。
素敵な装丁の本は家の目立つところに飾りたくもなります。
でもね、最近は本の値段が高く感じるんだよなぁ…….
目もなぁ、老眼がなぁ……..
50代、60代になると本との付き合い方もそれまでのようにいかないことがありますよね?
電子書籍。
まだ利用されてないなら実本から乗り換えてみませんか?
シニア世代ならKindle Unlimitedがおすすめです。
私(50代)は、本から離れかけた頃もありましたが、電子書籍を利用してからは読書熱が再燃。
というより以前よりも読書習慣が大幅にアップデートしました。
Kindle Unlimitedとの出会いは、この先の人生後半戦に欠かせないものになりそうです。
KindleUnlimitedをおすすめしない人
まず初めにお伝えしたいのは、KindleUnlimitedは合う人、合わない人がいるサービスだということ。
以下の読書傾向の方はKindleUnlimitを利用するメリットはあまりないので、この記事はお役に立てません。
- 新刊本・話題本はすぐに読みたい
- 紙の本が好き、蔵書を楽しんでいる
- 読書は特定のジャンルしか読まない
- 本の購入にはお金は惜しまない
- コンスタントな読書習慣がない、平均して月に1冊しか本は読まない
とはいえ、上記条件が当てはまる方でも、ちょっとKindleは興味があるんだよなぁ、という方。そのような方は、読み進めていただければあなたに向くか向かないかが判断いただけます。
50代・60代にはKindleUnlimitedをおすすめします
現在、電子書籍市場は年ごとに成長をしているとはいえ、まだまだ紙の本が圧倒的です。
- 紙・・・・1兆1292億円(前年比8.6%減)
- 電子・・・5013億円(前年比7.5%増)
参考:出版科学研究所「出版月報」2023/1/25
そもそも発行される出版物はすべてが電子化されるわけではありません。ですので、取り扱い書籍数が圧倒的なKindleといえども読みたい本がすべて読めるわけではありません。
それでも、50代60代のシニア世代にはKindleUnlimitedをおすすめしたい!
詳しく解説していきます。
KindleUnlimitedとは
Kindle UnlimitedとはAmazonが提供する電子書籍のサブスクサービス。
・月額¥980で対象の200万冊が読み放題
・スマホ、タブレット、PCほか好きな端末で利用できる
・小説、実用書、参考書、写真集、雑誌、まんがなど豊富な取り扱いジャンル
・初回登録は30日間無料、キャンセルはいつでも
・無料のアプリに本をダウンロードしてオフラインでの読書が可能
公式ページでは200万冊が読み放題とされていますが、もともと海外のサービスのため、洋書の割合が多いです。2016年のサービス開始時で和書の読み放題対象本は12万冊とされていました。その後の公式発表はありません。
ただ、読み放題作品は随時入れ替えがあるので、継続利用すれば実質的には12万冊に収まりません。そもそも12万冊もの本を読み尽くせるはずはないので、コンテンツ数は圧倒的だといえます。
「Kindle」は専用電子書籍リーダーの意味もある
また、「Kindle」とは電子書籍サービスを指す言葉ですが、それとは別に「Kindle電子書籍リーダー」(Kindleの電子書籍を読むための専用端末)を指す言葉でもあります。
Kindle専用端末はサービスを利用するための便利機能がたくさんあります。しかし専用端末を使わなくても、無料のKindleアプリをダウンロードすれば、あなたが現在お使いのスマホやPCでKindle Unlimitedは利用できます。
登録はAmazonアカウントがあれば1分でできます。もし、あなたに合わなければ退会はいつでも可能です。
50代にKindleUnlimitedをおすすめする理由3つ
KindleUnlimitedを50代・60代におすすめしたい理由は3つあります。
- コストパフォーマンスがとても高い
- 老眼対策にうってつけ
- シニア世代の断捨離に好都合
コストパフォーマンスがとても高い
Kindle Unlimitedは月額¥980のサブスクサービスです。対象の本200万冊が読み放題。
近年は文庫本でも新刊書店で買えば¥980の本もざらにあります。つまり、月に2冊も読書すれば元が取れる月額料金です。
もちろん全ての取り扱い書籍があなたが読みたい本ではありません。しかしながら取扱ジャンルは幅広く、普段なら購入しない本にも食指が動くようにもなるはずです。
購入や立ち読みさえもためらう本も手軽に読めてしまいます。
きっとあなたの知見はどんどん広がるでしょう。
【KindleUnlimited取扱ジャンル】
人文・思想/文学・評論/ノンフィクション/社会・政治/ビジネス・経済/歴史・地理/科学・テクノロジー/投資・金融・会社経営/コンピュータ・IT/医学・薬学/趣味・実用/アート・デザイン・建築/資格・検定・就職/スポーツ・アウトドア/旅行ガイド・マップ/暮らし・健康・子育て/教育・学参・受験/語学・辞事典・年鑑/ボーイズラブ/絵本・児童書/タレント写真集/ライトノベル/楽譜・スコア・音楽書/ティーンズラブ/アダルト/エンターテイメント/マンガ
また、読み放題の対象ではない本は単品で買うことができます。紙の単行本で買うよりもKindleの電子書籍版なら少しお得に購入できます。
例:Amazon Kindleストアより画像出典
老眼対策にうってつけ
そして、50代に入ると多くの方が直面するのが老眼です。
文庫本は読むのツラくないですか?
かといって単行本ばかり買うのも経済的ではないですよね?
でもスマホで電子書籍じゃもっとツラいでしょ?
確かに50代でスマホ読書は修行ですよね。
ですので、おすすめするのはスマホよりも大きい画面で読めるiPadなどのタブレットやKindle端末の利用です。
文字の大きさが自由自在
また、スマホでも文字の大きさは変えることができますが、そもそもディスプレイが小さいので文字を大きくすれば表示される文字数が減ります。
とても読みづらくなりますが、タブレットなどの大きな画面なら問題ありません。
フォントの変更はとても簡単。わざわざ【設定】などに移動しなくても読んでいるページでできてしまいます。(以下参考画像:iPad画面)
さらに、Kindleアプリは同一のアカウントで複数登録ができます。最大6つの端末までは同期設定が可能です。
たとえばあなたのPC・スマホ・タブレットの3端末にアプリを登録すると、通勤中にスマホで選んだ本を帰宅してからタブレットで読む。昨夜タブレットで読んだ続きが気になるので朝の通勤途中にがんばってスマホで少しだけ読む。
などが可能。これはかなり便利です。
⬅️iPadで読んだあとでスマホに移動した時
前にどの端末で読んだのかもお知らせしてくれます。
明るさも自由自在
加えて、老眼の問題は文字の大きさだけではありません。
暗いところだと文字読みづらくないですか?
読書に灯りは必須ですが、電子書籍なら簡単です。端末そのものが明るいですからね。
夜に寝室で読書をするにも、部屋の灯りや枕元の電気スタンドは必要ありません。
スマホやタブレットのバックライトがあれば真っ暗な部屋や灯りの足りない場所でも問題なく読書が可能です。
そして、バックライトの照度も簡単に調節ができます。
また、Kindle電子書籍リーダーには目に良くないとされるブルーライトを抑制する機能もあるので、昼間仕事でPC作業をしている方でも、夜の読書時間は目の負担を軽減できるでしょう。
雑誌や漫画も大きな画面の方がイイね
※Kindle電子書籍リーダーは文字を読むことに特化しており、カラー表示ができません。漫画や、写真などの多い雑誌の利用もするなら、iPadなどのタブレットが良いですよ。
その他の便利機能
Kindleアプリには、文字の大きさや画面の明るさ変更の他にも便利な機能があります。
- 電子辞書・・・文中の単語などをその場で調べられる
- マーカー・・・好きなところにマーカーが引ける
- メモ・・・気になる部分にメモを残しておける
- ブックマーク・・・いわゆる付箋。
《例:電子辞書機能》
調べたい単語を選択してタップすると
辞書やWikipediaのウインドウが立ち上がります。
シニア世代の断捨離に好都合
また、断捨離やミニマリストなどが言われて久しくなりますが、電子書籍は断捨離にうってつけではないでしょうか?
あなたの本棚で読み直した本はどれくらいありますか?
何度も読み返したくなる本は多くはないのでは?
50代は決して終活を始めるのに早い年齢でもありません。
シニア世代に入ったらモノは増やさないに越したことはないです。
そもそも物欲なくなってきたしなぁ
私自身のことを言うと、本とかレコード・CDなどのコレクション熱はいつからかまったくなくなりました。
ただ読書欲は落ちていないどころか、Kindleに代わってから増しています。
それでも、自分の読書記録として手元に本を残しておきたいこともあるでしょう。
Kindleでも読書履歴を残す機能があります。ただ、解約すると無くなってしまいますので、別に読書ノートなどを作っても良いですね。
Kindleで読んで、もう一度読みたくなるような本なら実本を買う。この方法なら無闇に本も増えません。そんな断捨離の始め方も良いのでは?
KindleUnlimitedをおすすめする人
ここまでで、50代・60代にKindle Unlimitedがおすすめの理由は多少お分かりいただけたかと思います。
さらに、どんな人に向いているのかをもう少し詳しく整理してみます。
- 経済的に読書をしたい人
- 月に2冊以上は本を購入している人
- 幅広いジャンルで読書をする人
- 新刊・話題作にこだわらない人
- 近くに満足な本屋さんがない人
- 本との出会いを求めている人
- 併読傾向の人
- 蔵書することにこだわらない人
経済的に読書したい・月に2冊以上買っている
前述していますが、Kindle Unlimitedは月額¥980のサブスクリプションです。
書籍、雑誌、マンガも含め月に2冊以上または¥980以上購入している人は元がとれます。
特に雑誌は買っても全部を読む人って少ないんじゃ…….
気になる記事だけを読みたいってことが多いよね
【取扱雑誌一例】
月間テレビジョン/FLASH/TARZAN/POPEYE/FRIDAY/MONOQLO/PEN/アスキー/ベストカー/東洋経済/週刊現代/ファミ通/MEN’S CLUB/GetNavi/CanCam/ViVi/VOCE/CREA/クロワッサン/東京カレンダー/オレンジページ/Oggi/女性自身/ほか
雑誌についてはコアな品揃えではないですが、ライトユーザーならば十分です。今までは手に取る機会のなかった雑誌も読めるので、目移りしてしまうほどですよ。
また、マンガについては新刊はもちろんですが人気マンガも少ないです。読み放題と言っても最初の1〜3巻だけなども多いのでマンガ目的のかたはメリットはありません。
幅広いジャンルで読書・新刊や話題作にこだわらない
週刊雑誌を除いて、新刊・話題作はすぐに読み放題に登録されることはあまりありません。新刊・話題作の書籍を中心に読書する人には品揃えが物足りないでしょう。
それでもコンテンツとして登録はされるので、単品で購入すれば読める場合があります。実本よりも少しお安く買えます。(紙代の分?かな)
ただ、気軽に色々なジャンルの本を読めるので、今までは読んでこなかったものにチャレンジするにはとても便利。多ジャンルの本を読みたい人にはこの上ないサービスです。
また、実用本は強いですが小説は弱いです。読み放題対象は多くないですし、あなたの好きな作家さんの本があるのかは利用前に確認したほうが良いです。
ただ、これも新たな作家さんとの出会いのチャンスともいえますね
小説に関しては同じAmazonのサービスAudibleがおすすめです。私はKindleとAudibleを併用しています。
近くに満足な本屋さんがない・本との出会いを求めている
あなたの行動範囲には満足できる本屋さんや図書館がありますか?
電車通勤のかたなら通勤途中に大きな本屋さんや図書館に足を運ぶチャンスもあるかと思います。
しかし、家で仕事をしたり、車通勤だったりするとなかなか寄る機会もないですよね?
リモートワークも定着してきて、わざわざ本屋さんや図書館にでかけるのが億劫になったりはしていないですか?
本屋さんは楽しいけれど、自分はフットワークが重くて……
そんなかたに電子書籍は強い味方です。
電子書籍サイトはまさに本屋さんの平台です。さらにコンテンツ数は大型書店を優に上回ります。
しかも本屋さんや図書館ではなかなか見かけない本にも出会えます。
併読傾向・蔵書にはこだわらない
KindleUnlimitedはいわば持ち運べる図書館。
KindleUnlimitedで本を読むには無料のKindleアプリに本をダウンロードして利用します。ただ、一度にダウンロードできる本はどのジャンルを合わせても20冊まで。
21冊目をダウンロードするにはすでにダウンロードした本を1冊削除(返却)します。ただ、何度でもダウンロードし直すことも可能ですし、読み終えた本は履歴が残ります。
つまり、いつでもあなたのスマホやタブレットで20冊までの本を持ち歩けるのです。
特に併読するのが好きなかたは、20冊もの本が端末の数十グラムの持ち歩きで済んでしまいます。
専門書などは重いし高いし、買ったり借りたりはよりうんと便利よね
Kindleは本を探しにくい?
便利なKindleUnlimitedですが、口コミなどをみると本が探しにくいという意見を割と見かけます。
これ実際にちょっと探しにくいです
なぜかといえば、アプリから本を検索する時は基本「Kindleストア」から探す仕様になっているからです。
つまり、KindleUnlimitedの読み放題以外の電子書籍版も含めて表示されるから。
Kindleアプリは電子書籍を読むためのアプリなので、KindleUnlimited登録者でなくとも利用します。都度購入して利用する人ですね。
そのために読み放題対象ではなくともKindle版(電子書籍版)ならば表示されるのです。
でも、読み放題契約をしていれば、基本的に読み放題対象になっている本を読みますよね。
ちょっと不親切なんだよなぁ
この検索システムは改善の余地アリだよね
最後に
KindleUnlimitedは、「読みたい本を読む」というよりは「出会った本を楽しむ」ことが重要です。それができれば、あなたにとって価値のあるサービスだと感じられるでしょう。
私自身、小説の品揃えには不満があります。
もうちょっと欲しい。
でもサブスクが主流になってCDが売れなくなってしまった音楽業界を思うと、あまり要求しても肝心の作家さんの収入に繋がらなくなってしまうのかな?
そんな思いもあります。
それでも¥980でかなり楽しめるのですから文句を言ってはいけませんね。
さあ、あなたもスマホやタブレットを片手に好きな場所で読書しませんか?
『書を捨てよ、Kindle片手に街へ出よう!』
最後までご覧いただきありがとうございました。
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