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軽貨物運送の個人事業主の登録が1番多いとされる
軽貨物のマッチングアプリ『PickGo』
「赤帽」の現代版ですね
ネットではネガティブな評判が多いようです
興味がある方、やってみたけどやめてしまった方、聞いたことはあるけど躊躇している方
いろいろだとは思いますがやはり現役ドライバーが1番現実味のある話ができます
50代で軽貨物の委託ドライバーに転職した筆者が「PickGo」を始めて約一年がたちました
PickGoの現況について記事にしてみました
特に「どんなもんだ?」と思っている方には参考いただけるかと思います
ちなみに本業は「PickGo」以外でルートのドライバーをしており主な収入はそちらから
「PickGo」は副業として取り組んでいます
ぶっちゃけPickGoはおすすめ?
まずは率直な感想を述べますと
PickGoだけで生活はちょっと厳しいかな
じゃ、おすすめしないのね?
いや、おすすめはします!
どゆこと?
PickGoをおすすめする人・しない人
一年弱PickGoを使ってみて感じたおすすめする人・しない人は
- おすすめする人・・・・・主な生計の手段としない人
- おすすめしない人・・・・PickGoだけで食べていこうと思っている人
つまりは
PickGoは『副業には最適』だということです
なんでPickGoだけで生活はできないの?
- 案件が取りにくい
- 収入が安定しない
- 常に次の仕事を探さなければいけない
- 仕事があるのは都市部だけ
PickGoの案件数は確かに豊富です
ただ「仕事が多い=仕事が得られる」わけではないのです
筆者は東京都23区外で仕事をしています
PickGoアプリには発生した仕事が24時間通知されます
しかし自分の条件(集荷地点、業務時間、報酬etc)に合う仕事はひとにぎり
しかも案件が発生したところでその仕事に当選する確率はかなり低いです
なぜ案件が取りにくい?
案件が取りにくいのはなぜ?
需要と供給のバランスだね
つまり仕事量にたいしてドライバーの数が多すぎるから
これは都市部でも地方でもおなじことです
PickGoシステムの利点は荷主からすれば発生した案件に対して即対応してくれること
そのためには案件数に対してドライバーが圧倒的に多い必要がありますよね?
そうでないと荷主(クライアント)の満足度は上がらないし、結果的に仕事依頼が減る恐れがあります
ドライバーには酷な事実ですが需要と供給の比率は変わらないと考えられます
結果➡️希望通りに仕事が取れない➡️収入の不安定➡️常に仕事探し➡️四六時中スマホに注視
本業にするには少し不安よね
副業がおすすめな理由のひとつです
まずは副業として始めてみて様子をみましょう
安定して希望通りの収入が得られるようになったら本業として取り組めば良いです
では副業に「最適な」理由は何なの?
- 案件数が多い
- 隙間時間の利用ができる
- PickGo側からの仕事依頼はない=自分の好きな時だけ働ける
- 即時入金が可能
PickGoには一般の運送会社にはない案件も多いのも魅力です
単価が高くなくても獲得できる仕事の種類が多く、幅広い需要が見込めます
ではPickGoのシステムについて簡単に説明しますね
PickGoとは?
PickGoは運送業者と荷主を結ぶマッチングプラットフォーム
- 運送業者・・・・・主に個人事業主のドライバー(軽4輪以外にもバイクや自転車もあり)
- 荷主・・・・・・・会社、市場、病院、建築関係、飲食業、個人などさまざま
運送業者はアプリを登録し簡単な審査後、仕事にエントリーができます
登録は無料です
PickGoアプリに登録するための必要な条件と書類 | |
必要条件 |
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必要書類 |
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登録が済んだらアプリの設定をすると各種案件が通知されます
案件は大別すると「ビジネス」「食品/ 日用品」「個人」の3種
アプリ内では料金をpt(ポイント)で表示、1pt=1円です
おおよその配送料 | ||
ビジネス |
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食品/日用品 |
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個人 |
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運行料金は受け取ったポイントを指定した登録銀行へアプリから振り込み申請します
14:30までの申請で即日入金され最大60日分までまとめることができます
ただし獲得ポイントから手数料と振込料が引かれます
手数料=PickGoの収入は
- 申請代金(運行料金)の15%(ただし25万以上の申請なら10%)
25万貯まってから申請した方が得なのね
安定して仕事ができて常に手数料10%で済めば
委託ドライバー業界としてはかなり安いよね
案件のエントリー方法
アプリに登録し審査に通ったら(まず通ります)すぐに案件エントリーができます
- 「案件検索」のページで運行したい都道県に検索条件を絞り込ます
(絞り込めるのは都道府県単位のみ) - 「ビジネス」「食品/日用品」「個人」でそれぞれ募集中の案件が確認できるので自分の運行したい案件に集荷可能時間を入力してエントリー
- 案件には「時間制」「距離制」「実走」の区別、日付と時間、積み地(集荷場所)、ポイント(運行料金)などが表示されています
- エントリーしたドライバーの中から荷主がドライバーを決定します
- アプリ上に残っている案件はほとんどが時間制案件
- 距離制案件は短時間(1分以内)でドライバーが決定されてしまうため
- アプリを「オンライン」モードにしておくと自分の現在地に近い積み地で発生した案件が「優先通知」されます
- 「優先通知」の案件は比較的当選しやすいです
- エントリー時に集荷可能時間を入力しますが、荷主も運営もドライバーの現在地がモニターできるので正確な時間で集荷できないとクレームが発生します
「荷主」がドライバーを決めることも案件に当選しづらい原因です
荷主からすれば一度頼んだドライバーに再度頼みがちですよね
「優先通知」が当選しやすいのはとにかく早く行ってくれる人を優先するからなのね
PickGoおすすめ案件
一年程度の経験からですがPickGoでのおすすめ案件は
「短距離配送」案件ですね
ん?短距離じゃ単価低いでしょ?コスパ悪くない?
各案件は運行料金とともに評価ポイントというものがついてきます(4〜7が多い)
この評価ポイントがたまると「チケット」が発行されます
この「チケット」は人気案件にエントリーする際に必要です
チケット必要案件は10,000ポイントを超える案件だと思われます(PickGoで選定・条件不明)
10,000ポイント超の案件は結局距離数が長い案件が多いのですが、ここが要注意です
一度の運行で10,000ポイント以上稼げるのは一見効率が良いのですが、距離数を走るためにガソリン代が多くかかりますし、高速代込みの場合もあって手元に残る料金は割安になることもあるのです
経費が全て自分持ちの委託ドライバーにとって大切なのは運行単価(売上)ではなく最終的に手元に残る利益です
ですので私がおすすめする案件は
「積み地が近く」「短距離配送」の案件です!
運送業に係るランニングコストはガソリンがほぼ全てです
ガソリン代を抑えて売り上げを稼ぐには「近距離」「短距離」配送が結局は効率がいい
もちろん一回の運行単価は低くなりますが、たまに長距離配送が入れば月間の売り上げも伸びていくので、「近距離」を中心に上手にミックスするのがよいと考えます
今面白いのは「セブンナウ」案件です
「セブンナウ」:セブンイレブンのネット宅配
セブンイレブンの宅配請負
ネットで購入された商品を店頭で受け取り宅配します
検品などの作業はなく受け取った品物を届けるだけ
近くの店舗への注文なので配送距離は短い
オンラインモードで現在地の近くで発生した案件が案内されるため
集荷からお届けまで15分程度で済みます
単価は560pt〜(キャンペーンなどあり一時的に高い時があります)
単価としては低いのでつまらないイメージかもしれませんが本業の隙間時間で1日2、3件コンスタントにとれば月にそれだけで¥30,000くらいになるのでバカにできませんよ
本業・生業として取り組むにはやはりより多くの収入を目指さねばならないので別のアプローチが必要になるかと思います
でも「副業」としてはなかなかいいシステムなのではないでしょうか?
個人事業主はどこで働いても手厚い保証は受けられません
だったら自分にとって「いいとこどり」を目指せばよいと考えます
PickGoを始めてから毎月6万〜10万の副業収入を得ています
え?そんなに年収あがったの?
百聞は一見に如かずです
もし興味があるならやはり一度やってみちゃうのがいいと思いますよ
ただしいきなり本業としては始めないでくださいね
あくまでおすすめは「副業」です
最後までお読みいただきありがとうございました
この記事がお役に立てたなら幸いです
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